![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144605449/rectangle_large_type_2_2a8119126466f448b8323d7379de881a.png?width=1200)
コラム|福をお裾分けすると住みやすい世界になる。
お金持ちの人をあまり好きじゃない。
そういう人、結構多いらしいんです。
それってなぜなのかなと考えてみたので、少しだけ書いてみたいと思います。
結論からいうと、お金持ちだから嫌われてるんじゃなくって、持ってるお金を分配しないから嫌われるんだと思ってます。
お金って、幸せの象徴みたいなものじゃないですか。
もちろん、幸せってそれ以外にも沢山あるんですが、あって困るものではないですからね。
言い方を変えると、幸せを独占している訳ですよ。
幸せを独占してる人って、周りの人から幸せを吸い取ってるイメージになっちゃうと思うんですよね。
だから、何であの人だけ幸せなの?
わたしはこんなに頑張ってるのに。
のように、嫉妬心が生まれてしまうんですよ。
嫉妬って怖くって、完全にその人のことを生理的に受け付けなくなるんです。
でも、お金持ちでも好かれている人いますよね。
そういう人って、自分で稼いだお金をきちんと分配してるんですよ。
例えば、お土産を買ったり、寄付したり、周りの人にプレゼントしたり。
会社って、ボーナスっていう制度があるじゃないですか。
あれは、会社が富を独占して社員からの嫉妬心をなくすためにあるんです。
会社だけ儲かって、その会社が社員にお金払わなかったら嫌な気持ちになりますからね。
日本初の賞与って、明治9年に三菱会社が出してるんですが、ものすごく儲かってたんですよ。
富を分配しないと、会社がいくら儲かっても社員って関係ないですよね。
関係ないから社員のモチベーションが下がって、労働争議になったんですよ。
それからは、会社が儲かったら富を社員に分配するという意味で、賞与を出す事にしたんです。
ボーナスって、もともとはギリシャ神話の中に出てくる『ボヌス』っていう神さまの名前が由来なんですが、成功とか収穫を司る神様なんです。
かなりマイナーですよね。
ギリシャ神話についてはこちらから▼
サポートは共同運営マガジンや執筆活動に使われています。