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【CWS】2023年 5月振り返り

5月の戦績は15勝14敗と5月は1つ勝ち越しましたが、4月に13も負け越したのが大きく響き、5月終了時点の勝敗は23勝35敗と12の負け越しです。アメリカンリーグ中地区の首位MINツインズに6ゲーム差の4位です。

5月対戦成績

vs MIN H 2勝1敗 
vs CIN    A 2勝1敗
vs KC      A 1勝3敗
vs HOU  H 1勝2敗
vs CLE    H 2勝1敗
vs KC     H 3連勝スイープ
vs CLE    A 2勝1敗
vs DET   A 1勝3敗
vs LAA   H 1勝2敗
H- ホームゲーム A-アウェイゲーム

5月初めにMINとCINに勝ち越して波にのるかと思いましたが、KCとHOUに負け越し。しかしCLEとホーム&アウェイの両方を勝ち越し、KCに3連勝するなど勢いにのるかと思いきや、5月最後はDETとLAAに負け越しと、勝ったり負けたりの連続でした。それでも5月は15勝14敗と勝率5割を超え、4月の絶不調の状態からは脱しました。野手ではT. アンダーソン、ヒメネス、モンカダ、投手ではクロシェなどが故障者リストから復帰したことが理由の一つだと思います。

リアム・ヘンドリックス戦列復帰

5月終盤に良いニュースが入ってきました。今年1月に悪性リンパ腫と診断され治療に専念していたリアム・ヘンドリックスが、5月に早くもMLBに昇格して登板しました。5月29日の本拠地でのLAエンゼルス戦で復帰すると、スタンディングオベーションで出迎えられました。ヘンドリックスの復帰は、クローザーとしての戦力アップという意味だけでなく、チームのムードを一変させる可能性を感じます。

5月月間チームMVP

チームで最も活躍した野手・投手それぞれ1名ずつ選んでみました。

野手:ルイス・ロバートJr. 

5月末現在、30打点、13本塁打はチームトップです。5月は4試合連続本塁打を打つなど、合計8本塁打を打ち、打率も3割を超える活躍。4月に緩慢な走塁でガッカリさせられましたが、センターの守備もうまく、チームの中心打者として活躍して欲しい選手です。

投手:マイケル・コペック

6試合に先発し、3勝2敗、防御率2.75、WHIP 0.917を記録。圧巻だったのは、5月19日のKC戦。8回を被安打1本、無失点に抑えました。その次に先発したCLE戦でも、7回を被安打2本、無失点と好投しました。

注目の選手

内野手:ジェイク・バーガー

サードのモンカダが故障者リストから復帰し、バーガー自身が10日間の故障者リスト入りしたため、昨年のような代役で終わってしまうのではないかと、5月上旬は心配していました。しかし、5月14日に故障者リストから復帰すると、3試合連続本塁打を打ち、存在感を示しました。サードのポジションこそ、モンカダに譲っていますが、DHのポジションは、バーガーに固定された感じです。

外野手:アンドリュー・ベニンテンディ

FA移籍のベニンテンディは、開幕から故障なく出場し、シュアな打撃と守備でチームに貢献しています。二塁打は15本も打っているのですが、本塁打は今季いまだゼロ。今季初本塁打を早く打ってほしいです。

投手:ブルペン投手陣

5月はブルペン投手陣が活躍しました。ミドルトンとグレーブマンが、11試合に登板して自責点ゼロ。サントスとロペスは、二人とも12試合に登板して防御率2点台。ジョー・ケリーは、4月30日から5月23日の10試合の登板で、被安打わずか2本、無四球、無失点と好投を続けていました。5人の堅実な中継ぎ投手陣に、左腕のクロシェが復帰し、さらにはクローザーのヘンドリックスも復帰と、ブルペン投手が充実し、6月の躍進が楽しみになってきました。

故障者リストから復帰の選手

ティム・アンダーソン

ショートの華麗な守備と、シュアな打撃のリードオフマン

エロイ・ヒメネス

長打力が魅力の外野手。4月も5月もケガで離脱したので、6月は離脱なく頑張って欲しい選手。

ヨアン・モンカダ

サードのレギュラー

ギャレット・クロシェ

速球が冴える中継ぎ左腕。TJ手術からの復帰。

6月の見通し

6月のスケジュールは以下の通りです。

vs DET H-3
vs NYY   A-3
vs MIA   H-3
vs LAD   A-3
vs SEA   A-3
vs TEX   H-3
vs BOS  H-3
vs LAA  A-4
vs OAK  A-1 (6月30日~7月2日の3連戦)  

H: ホーム、A: アウェイ、数字は試合数

6月は、NYY, LAD, TEX, BOS, LAAなど、打力のあるチームとの対戦が多く組まれています。4~5月の負け越しが12もあるので、6月1か月で挽回するのは難しそうです。ただ、地区首位のMINが勝率5割前後と低い勝率なので、まだまだ地区優勝は狙える位置にいます。5月単月の勝率は5割を上回ったので、6月も勝率5割を上回り、オールスターゲーム前までに、少しでも負け越し数を減らすのが望ましい展開です。

※ヘッダー画像は CWSツイッターの画像より。
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