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【バブエ日記】隔離明けました。

あけましておめでとうございます。はらこーです。


さて、長かった10日間の自主隔離も晴れて明けて外出できるようになり、着任に伴うオリエンテーションが始まりました。


オリエンテーションについては、基本協力隊の人は着任時JICA事務所の所長や大使館(現在はコロナで中止になっているかと思いますが)への表敬、語学訓練や健康・セキュリティ研修などの一連のプログラムを首都滞在の上行うことになっているはずです。

期間はその国によってまちまちだと思いますが、我々は今回1月末あたりまで実施予定です。数ヶ月くらいやる国もあるって聞いたこともありますねたしか、今はコロナでどうなってるかわかりませんが。その後いよいよ配属。


今週は任国ジンバブエについての説明や健康・安全関連の研修、所長への表敬等のプログラムがありました。

来週は1週間かけて語学研修が行われる予定です。ジンバブエは半分英語、半分ショナ語という現地語の研修になります。

せっかくなので、この研修期間終わった後もショナ語たくさん勉強したいなと思っています。noteでショナ語講座とか作りたいですね... 

あと、ブラックパンサーというマーベル映画が好きで、せっかくアフリカで協力隊をやるわけなので英語もかっこいいアフリカンアクセントを身につけて帰りたいなという思いもあります。


今週のオリエンテーションでは、校外学習としてムバレという、ハラレ市内の(あまりこの言い方はみなさんされないのですが、誤解を恐れずにわかりやすく言うといわば)スラム地区のような場所に連れて行っていただいたりもしました。

ムバレはハラレ市内の中で最も古い居住地区であるそうで、今日では市内最大級のローカルマーケットがあったり、その大半が違法居住地域となっているような、いわばこの街の庶民の大半が生活する場所だそうです。写真は撮れませんでしたが、ドロドロの道路傍に露店が立ち並び、レンガ積みの家が所狭しと建てられ、ゴミ山の傍で子供が遊んでいたりというような、とにかく人と物で溢れかえっている活気ある空間でした。

滞在数週間の感覚でわりと恐縮なのですが、ハラレは北の方に昔の白人居住地区だったような高級住宅地が広がっていて、大きな庭のある綺麗な家が立ち並んでいます。

一方、ムバレは実際に行ってみるとわりと本当に大きな区域なのですが、地図で見てみるとそこそこ大きくはあるものの北部の高級住宅地と比べると小さく、さらにそこに住む人の数を考えると完全に人口密集地域である印象で、深刻な経済格差が見て取れます。

(google先生、勝手に英語読みしないでよ...)


海外ボランティアで活動するといっても、こうした場所に住む人々が実際にどうやって生きているのか実感をもてないことには、結局自分の活動のコミュニティに対するインパクトって何なのか、身をもって理解できずダメだと思うので、本当に良い経験だったと思います。安全管理上、協力隊はこうした危険な地域で実際に活動することは殆どないと思うので、なおさら肝に銘じるべきことであると思います。

ちょっと前に色々旅行していた時もこうした場所に実際に足を踏み入れたことは無く今回が初めてだったので、本当に貴重な体験ができました。

興味がある方はYouTubeでムバレ(Mbare)ジンバブエ等で調べてみてください。いろいろ動画出てくると思います。


隔離明けの最初の週末はハラレの中心街にある映画館でスパイダーマンみたりリフレッシュできました。日本の皆さんも日付変わって今日からいよいよなので是非楽しんでください。やっと話ができる...笑

街歩きの感想や様子はまたぼちぼち更新していきますね。


あと、今YouTubeチャンネルを準備しているので、ステイチューンドでお願いします!


それでは、ジンバブエで精一杯頑張っていきますので、今年もよろしくお願いします!


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