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コミュミティのクレイマーになっていないか?

コミュニティを運営したり、参加していると、その中で「文句を言うこと」が仕事になっているような、そんな人=クレイマーがいることがあります。コミュミティの質を下げたり、他の参加者のやる氣や参加したくなくなるような雰囲気になったりすることもあります。そんなクレイマーがいるとしたら、どう対処すればいいでしょうか?

BNIの創設者のDr.Ivan Misner(マイズナー博士)は、文句だけを言うのは悪い習慣であり、それはビジネスの生産性や士気に影響を与えると言っています。例えば、クレーマーの彼らは文句を言うことがオリンピックの競技だったらどうなるかと考えてみてください。いろいろな競技が考えられるのではないでしょうか? どれだけ文句を長く言えるか? どれだけ早く文句を言えるか? 食事についての文句部門?…… 中には、現代において容認できない質やテーマの文句やクレイムもあるでしょう。

しかし、文句を言うことは時間やエネルギーを生産的に使うものではありません。それよりも、問題に対する解決策に焦点を当てることが大切です。ただ不満を言うだけでなく、問題解決に集中することが重要なのです。

例えば、自分の所属するビジネスグループの文句を、そのグループ内のメンバーだけにとどまらず、ほかのビジネスグループでも自分のグループの文句を披露することをしているかもしれません。

頻繁に文句を言う人々とは、優しい会話が大切です。そして、彼らが幸「せではないように見える」と伝え、必要に応じてグループを辞する選択肢を提案してもいいかもしれません。文句を言う人々にそのグループから離れる道を開くことは、しばしば双方にとって良い結果につながるかもしれません。

ビジネスや組織内でポジティブで支援的な環境を作り出すためには、強力なリーダーシップも必要です。ポジティブで解決志向のマインドセットを持つことで、問題や不満に囚われるのではなく、課題を克服し、全体的なコミュニティ環境を改善する方法を見つけることに重点を置くことがより有益です。

そして、自らを振り返り、自分自身が所属するコミュニティに於いて、文句を言う人=クレイマーになっていないかを考えてみましょう。


「文句を言う」競技は、オリンピックにはない
"Complaining is NOT Olimpic event"
BNI Official Podcast Episode No.811, 31/May/2023 

https://www.bnipodcast.com/2023/05/31/episode-811-complaining-is-not-an-olympic-event/


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