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クリスマ正月がやってきた

わーい。
シュトーレンと伊達巻を頂いた。
クリスマスと正月がいっぺんに来たみたいだ。

伊達巻のほうが日持ちしないから、先に食べなきゃ。
クリスマスより先に正月が過ぎてゆく。

友人Mを招いて、シュトーレンを切り分ける。
シュトーレンは保存食だと思っているけれど、
どうやら日本で売っているシュトーレンは
そんなドイツの伝統に則っているものばかりでもないようだ。
甘さ控えめで食べやすくしてあったら、足もはやくなる。

それはおせちも同様だ。
正月の間なんにもしないために、濃い味付けで日持ちするように作ってある。
子どもの頃は、寒い正月に冷たく古く硬い料理ばかりのおせちが
どこも好きになれなかったものだ。

西原理恵子のまんがの中で、
主人公のゆんぼくんが、どうしてウチはクリスマスをやらないのか、
駄々をこねる。

ひとしきり悲しんだ後、かあちゃんは「クリスマ正月」を開催する。
なんだっけ、売れ残りのクリスマスケーキを買ってきてくれるんだったか、
それを食べて子どもらは食あたりするんだったか。

クリスマスはもとより、正月も何も変わり無く過ごす。
そんな中、頂きものでちょっと楽しい気分を味わう。
ありがとうごちそうさま

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