見出し画像

お盆の台風、2018年の21号と比べてどうなのか。

20平米程の山小屋だった。
兵庫県西脇市多賀町にわたしの両親が3年ほど前から借りている山小屋だ。
クラインガルテンといい、ドイツで盛んな200年の歴史をもつ農地の賃借制度と、Wikipediaにえる。つまり、週末に(週末だけとは限らないので一時的に)そこに滞在して畑を借りて、農作物を作ったり、都会では味わえない山村の暮らしをする。ということだ。
うちの両親も借りてからこの方、週末は兵庫県多賀の山小屋で過ごすことが多い。
そして今回のように孫の帰省に合わせて山小屋を訪れ数泊そこで過ごすということをある。
子どもたちも、東京では経験できない自然があるので前のめりで行きたがる。
昨年の6月は妻も私も友達の結婚式に参列するため、両親に子どもたちを預けて3人まとめて山小屋に連れて行ってくれて、心置きなく結婚式に参列することができた。
今回は、台風の影響で、8月16日から行くことになる。

本当は、8月15日から行くつもりだったが、大型の台風7号が、関西を直撃するということで、15日はどう考えても「いく」という判断にはならなかった。
ただ、15日は子どもたち3人が家の中で、暇を持て余している状態なので、逐一台風情報を確認しながら「隙あらば山小屋にいってやる。」という姿勢は崩していなかった。
ただ、台風情報を繰り返し見ていてもこの台風は時速が15kmと非常に遅く、ニュースを見る度に「まだ、そんなところにおるんかいな。」という感想を家族全員でつぶやいた。
ニュースをみていても、幸いにも、そこまで大きな被害はでていなさそうだった。そのため、この台風が過ぎ去ったタイミングを狙って、今晩から出発することをまだ諦めていなかった。
台風のニュースをみていて、ニュースキャスターがしきりに「ちょめちょめヘクトパスカル」と言う言葉を使う。これは僕が台風に対する思い入れがあまりにも薄いせいなのかもしれないが「ヘクトパスカル」という尺度を持ち出されても全くピンとこない。大きい数字が強いのか、小さい数字が強いのかよくわかっていない。(たぶん大きい数字が強いのだろう)
なので、記憶にあたらしい凄まじい台風だった、2018年の9月に近畿地方にやってきた、21号と比較してどうなのかを言って欲しい。(この台風の基準を自分で把握しておけばよいだけのはなしなのであるが。)
私はこのとき、東京にいたのでリアルに体験はしていないが、うちの父親がさすがに「あの台風は命の危険を感じた」と言っていたのは印象的だった。
大阪の枚方に元々住んでいた家があり、東京に転勤になるタイミングで人に貸しているだが、そこの築40数年の家の壁が台風の影響で剥がれた。
このレベルの台風だと、そんな隙あらば、出かけるなんて判断にはならない。
結局、出るタイミングを見計らって夕方ぐらいに大阪の家を出発して兵庫県の山小屋に向かった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?