朝井リョウ読んでる

最近朝井リョウの作品をいくつか読んだ。具体的には、『何者』『何様』『桐島、部活やめるってよ』を読んだ。どれも超有名、代表作ですね!

いちばん好きだったのは桐島だったかも。なんかずっと泣きそうになりながら読んでいたよ、、胸がキューとなるよ、、、
桐島では朝井リョウの意地悪さより青春の爽やかさが勝ってたからなんかいいかんじに読み終われたのかな。
桐島は映画も観てて、どっちも同じくらい好きかも。映画のラストシーンの宏樹(東出昌大)があまりにも良くて。

自分は見た目かっこよくてそれなりに運動とか色々上手くやれちゃうけど、なんか熱中してることとかなくて、なんかなーと思いつつ過ごしてる宏樹が、ふと映画部の前田(もちろんイケてない扱い)が落としたカメラの蓋を拾ってあげるのをきっかけに普段接点のない2人がはじめてちゃんとしゃべるっていう場面がある。
宏樹が前田にカメラを向けて、ふざけて「将来は映画監督ですか?」とかってインタビューをして、そのあと前田がカメラを持って宏樹に向けて「おー、やっぱかっこいいねー。」と言うと、「……おれはいいって。おれは、いいって……」と言って泣き始めるんですけど、美しすぎないか。
わたしもけっこうそういう期間(何したいかわかんないつまんない、何か熱中できることが欲しい、ともがく期間)が長い人間だったので、自分と重なるっていう意味での良さもあったけど、東出昌大がかっこよくてイケてるけど思慮深いところもあるみたいな男子高校生そのものすぎて、そういう人が苦しんでる姿ってあまりにも綺麗だからめちゃくちゃに心を掴まれてしまった!これめっちゃ普通の感想なんだろうな!!

何者は面白かったんだけど読んでる途中「ご、、ごめんなさい、、、」みたいな気持ちになり、思わず彼氏にウワーンみたいなラインしてしまった。だってさー!!!そんな、、、そんな意地悪言うことないじゃん!??!そこが面白いとこなんだけどさあ!!!
就活マジで嫌すぎてクソテキトーにやったなー。就活嫌すぎて機嫌悪すぎてクレーマー対応みたいな態度で臨んだ最終面接とかあったよ。今思い返すと勇気をもらえるね。

本読んで色々感情が動いているなー。いいね人間ぽいねー
本読むの意味あってもなくても好きだから好きかも!!おわり

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