#第4の波: 大前流「#21世紀型経済理論」 単行本 – 2023/2/28 #大前研一 (著)
第4の波: 大前流「21世紀型経済理論」 単行本 – 2023/2/28
大前 研一 (著)
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「これまでの著作のまとめと第四の波における国家への提言だが政財界はどこまで理解できるか? 大前研一で賢くなると上司や周囲と理解が離れる皮肉」
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昨日、ざっくり読み飛ばした。
過去の著作の総集編的な部分もあった。
あるいは、親交のあった多数の政財界の人間の死亡を機に、なにか悟るところがあったのかもしれない。
過去の著作では途上国への業務移管を遂行し、格差社会を進行させてきた大前氏。
パックスアメリカーナを飲み込むパックスシニカを主導してきたのは彼にも見える。
そんな愛着からか、サプライチェーンから中国を切るなと書いてある。
完全には切れない縁をどのようにデザインするか、彼の著作のファンでありながら、彼の立場ではない僕としてはそう思う。
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僕が大量に読み込んできた書籍は、佐藤優と大前研一に集約される。
いずれも、知的には豊かになったが、直接生活にはあまり跳ね返っていない。
時代背景、能力、素質、運の要素があまりに違うからだろう。
MBA持ちの某商社の人に、大前さんのの本は役に立たんでしょう、と言われた。
たぶん、それはそうなのだが、知的好奇心とかそういう部分で良かった部分もある。
結果的に、昭和からえんえん脱却できない田舎の医療社会で、アカハラとパワハラを喰らって、ただのスケープゴートになって人生は終わった。
今では、ウクライナよりも、弁護士と医療マフィアで大変「お世話」になった京都大学のある京都と関西医大で核兵器が爆発してほしいと思うくらいだ。
この唯一の被爆国の人間がそう思うほどの無理筋を喰らった。
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一方で、それだけの被害を喰らうほどに彼の本の影響は先進的だったのだろう。
田舎のカネと権力の亡者が目先のカネと政治のために、狂うほどに。
その結果は、関連地域や組織の、覚醒剤事件、医療事故、捏造論文、隠蔽工作、性犯罪事件、の数々の通りである。
いや、霊長類研究所や関西電力の問題もそうか。
未だに幹部の親戚の後輩などは、滋賀医大のグレーゾーンを超えた性犯罪をした学生を庇うメッセージを送ってくる。
もはや、バカの壁でしかない。
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それはさておき、10-20年遅れで、手嶋龍一のウルトラダラーよろしく、世界のグルの大前研一の本を社会は一部後追いしている。
そんな彼が、逆に、今更に第4の波と銘打って出してきた著作。
これは、むしろ、その状況を踏まえた国家生き残り政策の提案なのかもしれない。
流石に、彼も気づいたのだろう。
国防が絡めば、一部の国民だけが豊かになるのではなく、富の再分配がうまくいかないとこの国はデモやクーデターで沈む。
とっとこデマ太郎の一匹で、すめばいいが、そもそも、欧米の感覚であれば、とっくに大臣の3-4人はテロで死んでいるだろう。
失礼ながら、安倍首相以外のもっとトンデモな人が死んでないのは不思議だと思う。
テロの被害以上に、政治や医療社会の被害者があまりに多い。
少し多いくらいであれば、それが社会統制であり、政治であるが、もうレッドゾーンは越えている。
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大前研一も、そんな日本にやきもきしながら一度は政治を志している。
そして、旧来社会とのジレンマに苦しんで距離を置いたのだと思う。
それから、チャイナや東欧にシフトした。
サタデーフライトの話もそうだが、自国の腐敗した政治家や既得権益よりは、見え見えでも、前向きな途上国の若者の方が良いという話だろう。
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シンギュラリティの話とか今更出てきているが、進化するAIというのは例えれば、経済の戦場で戦うニューガンダムとかそんな感じだろう。
その才能がないものにはマイナスですらあるスマホやIT機器。
一方で、何割かの失敗を織り込んでさえ、傑出した個人をどれだけ輩出できるかが、今後のその国の運命を決める。
そのためにも、とっとこデマ太郎なんかには早く退場してもらった方が良いのだと思う。
もしも、正義があるとすれば、国家あるいは国家コア機能の生き残りのための間引き的なもの。
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結局、最終的には、彼の書いたようなロウアーミドルをどうするかだろう。
企業にカネを撒いて職員にカネを払わせるのか、ベーシックインカムを導入するか、衣食住にそういうサービスを盛り込むか?
言い換えれば、形を変えた保護貿易ともいえる。
答えのない問題だが、それをしないと、国家が守り切れないのだから仕方ない。
中間層のない国民国家はもろい。
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大人も食べられる子供食堂だってそうで、政治経済のやりすぎをどうやってリバランスするか?
その正義は、少し前の日経新聞にもあったが、継戦能力にある。
愛国心と言うほど大層でなくても、日々の生活が楽しく安全でなければ、優秀な人間ほど国外に脱出し、国内では治安が悪くなる。
もはや、警察も検察も犯罪者の方を重点的に守っているのが明らかなこの日本で、タイミングを間違えば、普通に中国の植民地になるだろう。
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産業の国内回帰は段階と様子を見ながら。
既に、オートメーションの工場をドイツ国内に戻したアディダスなどの事例を聞く。
この国の適正人口が3000万人か、7000万人か、1億5000万人かわからないが、その人たちが、ひどく優秀な人々と上手に支え合う体制を作ればいい。
一夫多妻制などが進んでも、しょせん、人間はサンデーサイレンスやノーザンテーストではない。
だから、どういう層の生活を優遇して保証するのかは知らないが、システムを組まないと仕方ない。
大阪の私立高校の二次募集なんかも出ているが、低所得層は払えないものは払えないわけで、彼らが中古でも困らないように教科書や参考書を手にできる必要があるし、ご飯は食べられる必要はある。
理由は簡単で、とても優秀な100万人ではそれそうおうの国境を守った国土は維持できないから。
学校制度が半分崩壊しても、もともと大した授業をやってない教師なんか山ほどいるわけで、学校の半分は教育よりも躾、同調圧力。
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保護貿易の頂点はハイテク産業なのはしょうがない。
理由は、中国の横で侵略を守るには、それしかないから。
アベノミクスで肥え太った企業には事実上義務付けるべきだろう。
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インテリジェンスに同盟無し。
旧ソ連の軍事工場から中国に移転された技術やサイバー攻撃で盗まれた技術以上のモノを作って行くしかない。
軍事兵器の値段は青天井。
医薬品や手術も本音の部分でそうなのに似ている。
金持ちと貧乏人の生活は平等じゃないが、命そのものは平等に近い。
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一方で、欧米諸国に配慮しながら隠し持たないといけない。
隠し持つためには、アイデアや計算力のある個人をどのように保護していくかの問題も絡む。
そういう意味で、あるいは、佐藤優のソビエトや東欧社会の経験が参考になるのかもしれない。
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結局、どこまで行っても、準閉鎖空間で貨幣あるいはそれに準じたものとサービスや物品の交換が行えればいい。
だから、スイス銀行の破綻にすぐに金が出た。
日本のメガバンクの時と同じだ。
その混乱で困るから庶民が暴れるわけで、庶民がそれなりの生活を営めれば、そうはならない。
もちろん、プーチン政策による反対派増加の矛盾のように、もっとひどかったのが、中間層の増大により少しデモに振れることはあっても限定的だろう。
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英語教育はそんなに熱心である必要もないと思う。
熱心な人は熱心にやればいいが、挨拶と最低限の旅行や生活の言葉以外を覚えて維持するには日本は英語圏から離れている。
それが優秀な人材の国外脱出の抑止力にもなっているし、その程度でいい。
世界に出て稼いだり、世界市民になる日本人とそうでない日本人が分かれればいい。
佐藤優の本にキーワードがある。
大学で学んだ程度の外国語では現場で使えない。
素養のある奴とどうしてもそれをしたい奴だけでいい。
その分のワークシフトを考えるのが政府や企業の役目だと思う。
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思うけど、なにせ、大前研一も触れているように、上層部と大前研一流の学びの結果のねじれがそこにある。
わからない、やらせない、そういう指導者のために、大前研一はたたき台を遺書がわりに書き始めたのだと思う。
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ディオバン事件以降の間違った医療のばらまきで貧困層をますます貧困に追いやる流れがどうなるか?
新型コロナも同じく、微小な脳梗塞から記憶力や忍耐力を奪う。
そんな中で、以前の様な働き方はより多くの人間にハイリスクである。
スマホ社会はスマホにより多くの機能を持たせるだろうが、一方で、マシンパワーを考えれば、パソコンの復権もあり得るだろう。
そのハイブリッド程度のばらまきは想定されるだろうか?
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もし仮に、第4の波が多くの人口を死や社会的死亡に追いやれば、また、何か変わるのかもしれない。
それは、ウクライナ紛争が物語る。
そして、それは、諸外国、諸民族、王侯貴族の静かなるシェア争い。
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ついに、ガーシーこと東谷義和に逮捕状が出たらしいが、彼の暴露が事実なら、お友達政治と国策捜査のダブルでしかない。
佐藤優も指摘していた、ディストピアのさらなる進化。
これに対して、その国の一般人がどう思うか?
多分、第二のガーシーが出てくるだけだと思う。
社会構造に変化はないから。
まあ、そんなこんなで、未だに出版されない不思議の、佐藤優や手嶋龍一と大前研一の対談本に期待しながら、この落書きの筆をおく。
2023年3月16日18時39分
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