25 【#横浜F・マリノス×#アビスパ福岡|ハイライト】 #2023明治安田生命J1リーグ第15節 | #2023シーズン| #Jリーグ

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【#横浜F・マリノス×#アビスパ福岡|ハイライト】 #2023明治安田生命J1リーグ第15節 | #2023シーズン#Jリーグ

4分。
後ろに重心を残しながらバックスピンをかけた村上のボール。
競り負けた山岸。
競り負けたことよりも、サポートの選手が状況判断不足していた。
そこからカウンター。
宮は一直線にゴールを狙われないディレイを心がける。
切り返しからの落としでミドルシュート。
悪くない相手の攻撃の誘導だった。
遠めのシュートで、村上や永石が決められることは少ない。

7分。
同じく競り負けたがスローインでマイボール。
もらった、宮が左サイドから相手の裏にロングフィード。
相手DF2人で対応されGKがキャッチ。

そこからこちらの右サイド。
こちらのチェックを交わすためにボランチに当てると見せかけて縦に一歩。
降りてきたFWの胸にチップキックでパス。
キレイに落として、こちらの左サイドに展開。
やはり、広島戦で満田誠を壊してしまったトラウマか、小田逸稀が対応を誤る。
一発で入れ替わられて、中がマークの受け渡しとカバーで迷うところに、ふわっとしたクロスからのヘディング。
至近距離では村上もさすがに無理。
ビデオを見ればわかるように、小田は最初の時点でタックルに行って止めるか、距離を置いてディレイして、クロスのコースを限定するべきだった。
小田はスピードやパワーがあるが、同じかそれ以上のアタッカー相手にはいつもと違う対応が求められる。
ここは、最初の宮大樹の対応との比較でわかる。
勝てなくても、負けなければいい。
ボールを取れなくても、ゴールを割らせない仕事ができればいい。
この辺は、フィジカルモンスターの小田の経験と知識の蓄積が必要なところ。

18分。
こちらの右サイドで紺野が相手の5番。
たぶん、エドゥアルドに猛プレス。
あっさりいなされ、繋いだ右サイドからゴロで中央に通される。
前向きに受けられてフェイクで外されシュート。
こぼれの詰めも含めて2発止めた村上は相変わらず神懸っている。
紺野は速いのはいいけど、これまでもやったように、相手がうまい場合、逆に背中に空くスペースを使われる。
このシーンでも、ゆっくりサイドに出させてプレスをかけたら、相手のファーへのコースが消え、実際にシュートを撃たれた相手へのプレスはもっとタイトに行けたと思う。
後ろの選手が何を考えて守備をしているかを知れば、紺野はもっとうまくなる。

19分。
こちらの右サイドでの裏抜けをGKにヘディングでクリアされスローイン。
下げて逆サイドに展開して、敢えてゆるいボールを走ってくる前に入れた宮。
左足でルキアンを狙ったボールが相手に当たり、相手の11へのベストスルーパスに。
相手の技ありの至近距離のシュートでゴール。
実際、全体像は見えないし、通れば絶好のチャンスだけだっただけに何とも言えない。
一方で、相手の詰め具合などをパスの質で前寛之に知らせたこの辺の宮の心遣いは素晴らしい。
パス一本で、情報を伝えられる。
ゴールを取られると、他のパスコースが空いていたことや、もうすこしバックラインを下げて落ち着いてボールを動かしながら前線へのパスを探っても良かったと思う。
このへんは、また、チームで話し合ってほしい。

29分。
競り負けて、再びこちらの左サイド。
対応するのは宮。
縦だけ切って対応。
こぼれ球をシュートでポスト。
実際、皆がこういう守備をして、ここで初失点だったら流れも変わったと思う。
また、強いDFに競り負けるのは仕方ないので、誰を競らせて、誰がどのようにカバーに行くか試合中に修正したかった。

32分。
右サイドで久々にプレスでかっさらって、紺野の中盤カットインから左のルキアンに。
カットインからのニアへのシュートは枠外。

36分。
小田と宮の繋ぎから奈良。
華麗に相手を足技でほんろうすると、左足で相手の中盤の足元に。
なんでやねん。
繋がれてエリア内からシュートを村上が止める。
この日は宮市亮が大怪我からの復帰と言う事で相手に花を持たせる試合だったのだろうか?

前半ロスタイム。
相手が相手陣の半ばからこちらの右サイドにサイドチェンジ気味にウイングにフィード。
グローリのGKへの返しが短く絶好球になったが、相手のシュートを村上がビッグセーブ。

49分。
こちらの左サイドでの相手の攻撃を止めて縦にフィードしたところを後ろから削られた。
度を超えた削りあいはお互い良くない。

53分。
左サイドCK。
こぼれ球にルキアン。
さらにこぼれを小田がチップで上げてグローリが競るも枠外。
相手のGKキックを左サイドで止めてマイボール。

62分。
こちらの右サイドから左サイドに回されてアーリークロスからヘッド。
わずかにそれたが良い精度だった。
改めて、相手のうまいビルドアップの中でも、そこまでではない選手がいるので、そういう選手にボールを持たせる仕事を考えてほしい。
エドゥアルドは二年前の九州ダービー前のスカウティングでも明らかに良い選手で、こういう選手にロングフィードを利き足で気持ちよく蹴らせないというのも戦術足り得る。

63分。
チェックの弱くなる時間帯に、中盤で繋がれてからのドリブル。
引っ掛けてイエローを貰ったグローリが悪かったかはVTR見直さないと分からないが、たぶん、審判によって意見の分かれるところだろう。

65分。
そのFK。
壁に当たってこぼれを繋いで、こちらの左サイドへ右足のインカーブクロス。
ヘディングのこぼれをシュートされGK正面。
余談だが、身体を入れていたのでゴールキックにできたのではないかと思う。

そのパントキックは相手に競り負けてマイボールにされる。
この時点でも沢山あるが、競り負ける、そのボールをキープされるには様々な要素がある。
もちろん、永石の方がキックの質はいいのかもしれないが、ことごとく競り負けているシーンを見ると、そういう問題では無いようにも思う。

67分。
こちらの左サイドでの相手スローインを奪って、ルキアンから中央に繋いで、左足で右の紺野。
ペナルティエリアの横まで来てカットインから相手のGKとDFの間にインカーブクロス。
佐藤凌我決めきれずだが、そんなものだろう。

78分。
こちらの左サイドからの相手CK。
こぼれをいったん下げさせる。
ゴロパスを山岸が杉本に振り向かせてしまい無回転シュートを撃たれるもバーに嫌われる。
この辺みていると、移籍金を発生させた選手にチャンスを与えるJリーグの事情にも見える。
パントを左サイドで抑えて繋ぐ。
競り負けるなら、こういう風にワンサイドに人を寄せて数的優位を作っても良い。

88分。
みぎさいどからのこちらのCK。
混戦からウェリントンのゴールも、ルキアンがいたので取り消し。
しょうがない。

90分。
こちらの右サイド深いところからの相手スローイン。
粘られてシュートを村上がキャッチ。
パントは、右サイドのウェリントン。
敢えて高く上げたボールに相手はファール。

ということで、冷静に見れば、2ミスで2失点。
1点はラッキーでポストに救われた。
しかし、この試合のハイライトを見ると、競り合いの前の組み手争いのまずさが相変わらずの問題だと分かる。
そして、若い選手が失敗をきっかけに修正してくれたら持ち直すと思う。
ほんのちょっとの修正で、マイボールになる、良い姿勢からのパスになる。
これは、カテゴリーを問わない問題。
一方で、そのロンドの実力で今現在の試合を戦わないといけない。

ちょっとライトファンが過熱したので、移籍市場や怪我人応援の問題も含めて長谷部監督は意図的に試合を落としそうな面子を決めたようにも見える。
詳細はわからないが、実力を伸ばす修正、相手に合わせた戦い、きちんとやらなければアビスパ福岡はまだそこまでのチームではないという証明をやって見せたのだと思う。

もっとつまらない泥臭い戦いを強いれば、もっと互角に近い戦いもできたと思うが、ファンや選手が納得したか、未来があるかと言えば、難しいと思う。

そんな事を書いていると、コアサポだけではなく、自分も贅沢になったし、偉そうになったとも思う。
勝ち点や順位が1位神戸と開くのは悔しいが、そんなに悲壮感はない。
最下位は嫌だが、若手に経験を積ませながら来期以降を見据えて戦っている感じがする。

紺野のプレスの判断や守備陣と連動した守備の問題もあと3か月で改善されるだろう。
そして、他の若手も、負けじと判断を磨くだろう。
そうならないかもしれないが、そうなると信じた方が健康に良い。
2023年5月30日18時56分 エア指揮官。

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