仕事ってこんなもん?学生時代とのギャップ(比較できない問題)

 2つめの投稿にしてやや後ろ向きなタイトルになってしまったが、生来ネガティブというか臆病な人間であるというのは自他共に認める事実であるため、ある意味自己紹介の意味も含めて相応しい2つめの投稿かと思う。

 現在私は、しがない若手サラリーマンとして働いているのだが、大学を卒業し、働きだして以来、タイトルの通り「仕事ってこんなもん?」という疑問・失望・迷いなどを感じている。というのも、学生時代と比べて経済的に余裕はできたが、それ以外のあらゆる面の効用(満足度)は減少しているのである。
 満足度のみならず、仕事に対する意欲や向上心、やりがいといったものも「俺ってここまでダメな奴だったっけ?」と感じるほど低いのである。
 例えば、仕事に関する勉強など全くやる気が起きない。もちろん資格もとっていない。できるだけ楽して稼ぐために、すぐに終わる仕事をわざと引き延ばして他の仕事を振られないようにする。在宅勤務ではバレない程度にスマホをいじって仕事をしない時間がある。etc..といった具合に役職定年後のサラリーマンか窓際族のような様である。
 人生100年だとか、ジョブ型雇用だとか叫ばれるこの時代に若いうちからこのありさまで大丈夫なのかと自分自身不安と焦りを感じている。
 こういったことを話すと決まって、仕事や会社が合っていないのだから転職すればという意見がある。

 しかし、ここで問題なのがタイトルにあるように学生時代と違い、"相対化"できない(比較できない)という問題がある。皆さんも学生時代を思い出して欲しい。学生時代のやらなくてはいけないこと(勉強・部活・行事など)を同じくやらないといけないことである仕事に対応させると以下のようになる。

学生

・日本全国基本的に同じ勉強内容
・同じ学年であれば基本的に同じテスト
・同じ授業、同じ空間での勉強
・部活・行事・勉強全てにおいてある程度周りがどの程度力をいれてるのかが見える。
これらにより、相対的な向き不向き、結果・順位がある程度わかる。(しかも同年代であるため経験の差や時代の差というのが出にくい)
小中高を想定して書いたが、大学だとしても範囲が狭まるだけで、同じ学部であったり、同じ授業・同じ学問を学んでいればある程度は自分の相対的な頑張り度、結果がわかる。
一方、仕事はというと...

仕事

・業界・部署・職種・人によって仕事や環境が異なる
・年齢や世代、経験が人により大きく異なる
・どんな仕事か、配属か、職場の人間関係、担当顧客の傾向がダイレクトに仕事のパフォーマンス影響する
・他社や他業種、他部署の状況や本音が見えづらい
といった具合に、学生よりも自分の相対的位置というのが見えづらい。
したがって、私の理想が高いだけで意外とサラリーマンというのは皆この程度のモチベでやっているものなのかもしれないといった疑念が生じる。もしそうだとしたら、今の私の理想が高いだけで平均的であり、その場合はわざわざコストをかけて転職といった行動が最適でないという考えもできる。
 「学生に戻りたい」「会社に行きたくない」といった言葉や「つらいけど仕事が楽しい」「充実している」といった言葉を聞くがそれらの本気度というのもわからない。その本気度次第では私がただのあまちゃんであり、耐え忍ぶことを学ぶ必要があるのかもしれない。

 こんなことを長々と書いてしまったが、働きだした瞬間、周りの人たちのことが一気に見えなくなるので、私は皆さんの仕事の話やモチベーションを聞きたいということを伝えたかった。
 仕事の詳しいことなどは気が向いた際に、更新していくと思うので、コメントや参考になる別の記事、ツイートなどがあれば教えていただけると幸いです。

最後に、「周りのことなど気にせずに!」という意見もあると思うが、仕事という自分の生活がかかっており、労働者である以上決められたルールの中で他者との競争にさらされるものに関しては、やはり周りを気にせずにはいられないということで今回のnoteを書いた。これが幸せとか、もっと大きい生き方の話になるなら周りのことなど考えずに我が道を行くべきだと私も思う。

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