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思春期の息子が教えてくれたこと。

「いつもボクを怒らせているのはパパだよ」

息子から一通のショートメールか届いた。
思ったよりも早く思春期に突入した息子。
基本的には全てに対し「反抗」から入る。
今朝の息子との会話
「おはよう。そろそろ起きてね」
「(ベッドで丸まっているのに)もう起きてるよ」
「起きるというのは体を起こして朝の準備に入ることだよ。」
「毎朝毎朝同じこと言わないで。うるさい」
できていたら言わないよと心でつぶやき
朝食の準備と弁当を作りにキッチンへ。20分後、、、、まだ起きてこない。
「いい加減に起きろよ(少し声高に)」
「(まだ布団の上なのに)起きてるよ。何回もうるさい。パパも早くお弁当作れば」
うーーーーむかつく。思わず怒鳴りそうになる気持ちを抑えて
「お弁当はできたし朝ごはんも作ったぜ。早く食べないと遅刻するぞ」
「3分で食べるから大丈夫。もう何も言わないで」
カチーーーーン
とキレそうになったとき
昨晩の息子のメッセージを思い出した。
塾の帰り道、宿題のことで言い争いになり、息子が先に帰ってしまった。10分後に届いたメールだ。

「いつもボクを怒らせているのはパパだよ」

昨晩は納得いかず
「いろいろ知りたいから普通に聞いているだけ、すぐに怒らないようにした方がいいよ。
話しかけにくくなっちゃうよ」
と言いたかったがその晩は呑み込んだ。
そして今朝もこんな状態。
でもちょっと待てよ。確かに息子を怒らせるような言動をしているのかもしれないいやしてないと思うがと自問自答。このままでは状況が変わらないままだ。気がつくと息子は身支度をして登校しようとしていた。
「昨日教えてくれたように、怒らせているのはパパかもしれない。ごめん。お互いに相手を怒らせないように話し方とか態度を気をつけよう。いってらっしゃい。教えてくれてありがとね。気をつけて」
少し頬が緩んだ息子。
その表情を見て私も落ち着く。
子育てに正解なんてない。毎日向き合って行くしかない。改めて思う。
そして今日も少しだけだが成長した気がする。息子と向き合って感じたこの気持ち
会社の接する時にも大切かもしれないと
子育てから学ぶ朝となりました。

忘れないようにスケッチブックにメモ

そう言えば
子育てで感じたことを仕事に活かすのがスーパーダディの原点だったと改めて思うのでありました。
また子育てしながら学んだこと自著でもたくさん書いたなぁと思い出すのでありました。息子の言葉も溜まってきたので2冊目書こうかな。

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