バイクが大好き!

高校生になっても、牛乳配達のバイトを続けていた。

ある日、いつものように自転車に牛乳を載せていたら、社長がスーパーカブを指さし、

『あいているから、今日から使っていいよ。』と言われた。

バイクには乗ったことがない、「どうしよう?」と思ったが、「はい!」と荷物を載せ配達に向かった。


初めての運転!!どうやってとまるのか?

運転しながら操作を学んだ。もちろん無免許運転!!

田んぼの横の狭い道を走ったり、通勤のおまわりさんが見えたら、バイクを止めて牛乳びんをつかみ家の中にかくれて、やり過ごした。


その頃はヘルメットもいらなかった。

ヘルメットを被ることや、限定免許が作られたのは、その後ホンダの“ナナハン(750CC)”や川崎の“マッハ3(550CC)”のバイクで若者が無謀運転で多く亡くなったためです。

無免許運転して8ヶ月後16才になり、自動二輪の免許を取った。

はじめは、親戚の人から原付を5千円で買った。うれしかった。

その後、125CC、250CC、90CCのバイクを乗っていた。

いずれも中古品を自分のバイト代で買った。

近くの酒屋に同級生の男の子がいた。

彼は川崎のオフロード車を親から買ってもらい乗っていた。


ピカピカの新車!!

ある日、自分の目の前のカーブで転んだ・・・・・・・


心の中で、何故かうれしかった。


何で?・・・・・・・・・・・『だって、人間だもの❣』

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