母と娘の楽しい日記#6
実は、私の母も60年以上前に、息子の為に病院や相談施設を探し歩いていた。
私には、三歳上の兄がいた。生まれてからすぐ、言葉が遅い、動きが遅い、周りの月齢の子供達とは何か違う、と思ったからだと聞いた。
やがて、兄は小学校に入り、ますます遅れを感じるようになった。
勉強の遅れ、動きの遅れ、知能の遅れ、その度に父は、愛情を注ぐのではなく、デレキ(石炭ストーブを焚く時に使う金物)で叩く。
私は、いつも父親の顔を伺い、怯えていました。
昔は、[精神分裂症]と言う言葉が、世の中に存在していた時代だ。
そんな世の中で、生きづらさを感じながら27歳で、生涯を終えた兄。
普通の亡くなりかたではなかった。
その三年後、母も自ら命を絶った。
と、いう事があった。
病院探し、医師探しは、絶対数が少ない昔は、今とは、違うのだろう。
娘よ、一緒に頑張ろうね❤️
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