吾輩は猫!

「吾輩は猫」と申します。研究者として著書や論文を多数執筆する一方、予備校や専門学校で小…

吾輩は猫!

「吾輩は猫」と申します。研究者として著書や論文を多数執筆する一方、予備校や専門学校で小論文を教えてきました。 小論文のコツをお話しします。

最近の記事

社会人経験を、志望理由書、小論文に活かそう!――その2

 社会人が、看護系の大学・専門学校、大学院、公務員などを受験する場合は、その経験を志望理由書、小論文に活用できるように自分の職業経験、人生経験をたな卸ししていくことが重要です。    志望理由書では、「なぜこの人はうちの大学や役所に受けるのか?」を選考者に分かってもらわねばなりません。またここをしっかり書くことは自分の動機付けを明確にすることであり、自身のモチベーションを高めます。セラピストで看護を志望するのでしたら、人をケアするという共通点を活かして書きましょう。地元の金融

    • 小論文に社会人経験を活かそう!

      社会人経験、人生経験が活かせる小論文に、看護、公務員、社会人大学院などがあります。指導しているとテーマについて「何と書いていいか分からない」と途方に暮れている方をよく見ますが、難しく書こうとするから書けなくなっていることがままあります。  そういう時は、自分の職業生活、人生を振り返ってみてください。看護だったら身近な方の看護・介護経験や死別経験などあるのではないですか?公務員や社会人大学院だったら、職業経験から学んだことが沢山あるのではないですか?それらの経験をテーマにそって

      • 型にとらわれすぎるな!小論文のコツ

         小論文の吾輩は猫!です。小論文指導の第一人者・樋口 裕一(『樋口裕一の小論文トレーニング』ブックマン社、2005)やコジゲンなどで小論文の型が紹介されています。一般論としてはその通りです。しかし、この型を機械的に当てはめるのは問題です。添削していると、型を使った小論文は「たしかに」「なぜなら」の接続詞に必然性が感じられず、かなり不自然な文章の流れになっていることが多いです。 型はあくまでも型であって、問題文や書き手の力量、持ちネタに応じて柔軟に変えていくべきものです。小論

      社会人経験を、志望理由書、小論文に活かそう!――その2