水鳥

朝、川沿いを歩いていると、川面に朝日があたって、キラキラひかる光景が、至福の時間である。
その川面には、いつも水鳥が浮かんでいる。ざっと見て、十数羽はいるだろうか。
水鳥たちは、なぜか東の空に向かって、浮かんでいる。
なぜなのかは、わからないが、いつも東の空を向いている。それも、川の流れに逆らってである。
この光景をいつめ見る私。
その時々によって、私の中で、受け止め方は異なる。
それでも、水鳥は今日も東の空を見ている。

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