精神病院の中の閉鎖病棟の中の隔離室の中にいたぼく
ぼくは隔離室に入る前に看護室のベッドの上に何人もの男の人に無理やり手足を押さえつけられほぼ同時に4本くらいの注射を打たれました。痛かったです。そして隔離室に入れられました。金属のドアでした。コンクリートの壁でした。広さは四畳半くらいでした。廊下につながっている小さい窓がありました、トレイと食べ物一式が通るくらいの。自分の意思で隔離室の外には出られませんでした。隔離室の中に和式便器がありました。自分の意思で水は流せませんでした。隔離室の中にトイレットペーパーがありました。隔離室の中に水道はありませんでした。紙コップが2つありました。水が欲しいときは大声で人を呼ぶしかありませんでした。呼んでも呼んでも誰も来ないときがありました。ぼくはのどがかわきました。とてものどがかわきました。のどがかわきすぎました。苦しかったです。とても苦しかったです。隔離室に入るにあたっては何の説明もありませんでした。とにもかくにも、ぼくは貴重な経験をしました。
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