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大河ドラマ「光る君へ」第5話

NHKオンデマンドで大河ドラマ「光る君へ」を観た。

「告白」

前回の「五節の舞」で三郎が道長、そして母を殺めたのがその兄 道兼と知り倒れたまひろ。
まひろは道長のことを貴族ではない字も足で書くような庶民だと信じて疑わなかった。
身分ではなく人としていつの日からか惹かれていったその人が右大臣家の三男で、庶民の服装で街中を歩いていたなんて誰が考えるだろうか。
そして母を殺めたのはその兄。
まひろの心中は察するに余りある。

散楽集団の1人、直秀の手引きでまひろと道長は再会する。
この時初めて道長は自分の身分を明かしまひろに詫びた。
しかし五節の舞後、倒れたのはそのことが原因ではないとまひろが、「真実」を話し出す。
その場面をNHKオンデマンドで視聴するたびに私は心が苦しくなった。
勿論、これは史実ではない。
しかし、もしかしたら史実かも知れない、と思えるほどの〝名シーン〟であった。
母が道兼に殺された時から誰にも言えなかった想いと道長への想いが交錯しそれは激しい苦悩としてまひろを苦しめていく。
しかし、「真実」を知った道長も同じであった。
兄を庇うことなくまひろを「信じる」と言い、直秀にまひろを託し兄 道兼の元へ急ぐ道長。
泣き崩れるまひろを抱きしめることもなく(出来ずに)去る道長。
この2人に今後どんな展開が、そして試練が待ち受けているのか。
次回も視聴📺

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