年収1千万円稼ぎにくい仕事とは?-年収1千万円を稼ぐために知ること-

低年収の公式を最初に示します。

低年収=長時間∧高難度∧低単価∧低需要が公式です。∧=かつです。

なお、各要素ではなく、かつになっていることが重要です。

無数に低収入(年収500万円以下)考え方はあるものではないですし、あなたが仮に天才ではないとすれば、上記公式に該当するものはやめておいた方がいいでしょう。

あまり特定の職業をあげるのはよくありませんので、いい例と悪い例の2つをIT業界から示していきましょう。

まず、いい例です。

①サービス開発や②受託(フリーランス)をしている場合です。

①サービス開発

長時間か?

高難度か?

低単価か?

×

低需要か?

×

②受託(フリーランス)

長時間か?

△(契約次第)

高難度か?

低単価か?

×

低需要か?

×


次は、悪い例です。

SES等で派遣(客先常駐)されている場合です。

長時間か?

高難度か?

×

低単価か?

低需要か?

×

 ここでいえるのは、長時間であることは、プラスにもマイナスにも働きます。高難度であることは、プラスに働くことが多そうです。低単価はマイナスに働くことが多そうです。低需要もマイナスに働くことが多そうです。

最初に示した公式

低年収=長時間∧高難度∧低単価∧低需要

に完全に当てはまる仕事は少なそうです。

1日8時間と所与のものとしましょう。

そうすると、難度、単価、需要の3点が重要です。

一般にいえば、新(高)年収の公式=高難度∧高単価∧高需要(評価は〇)でしょう。

次に下記のものを考えていきましょう。

(ア)高難度∧高単価∧低需要:△~〇

需要が低い場合、上限は限られそうです。しかし、一企業・団体等としてみた場合、市場は小さくても、逆に参入してこないというメリットもあります。とはいえ、市場がシュリンクするのはよろしくはないでしょう。

(イ)高難度∧低単価∧高需要:考えにくい

この場合、単価が低いということは原理上ありますが、市場原理からいって考えにくいです。

(ウ)高難度∧低単価∧低需要:×

やってはいけない仕事ですね。

(エ)低難度∧低単価∧低需要:△

大量に安くという戦略(コストリーダーシップ戦略)ができないことが大きいです。

なぜなら、需要が低いためです。ただ、(ア)と同様ですが、業界構造や自社の立ち位置からして問題ないこともありますが、魅力はあまりありません。

(オ)低難度∧低単価∧高需要:考えにくい

これもあまり市場で生まれにくい状況でしょう。需給関係をみれば当然です。

(カ)低難度∧高単価∧高需要:〇※一見よさそうだが、参入時期が大事

これは魅力的な仕事ですが、新規参入者が多数いそうです。やるなら先行者利益のあるうちにというわけですね。

(キ)低難度∧高単価∧低需要:△~〇※一見よさそうだが、参入時期が大事

将来性に難ありですが、現在の仕事としてはいいでしょう。

なお、一般的には、他の条件が同じであるとすれば時間をかけたほうが稼げます。なぜならば、多くの数を受注できるからです。

これを踏まえつつ、次回は年収1千万円稼ぎやすい仕事・方法について書いていきたいと思います。



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