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獣医になるには

獣医師にはどうやってなるのか

 私は小学生くらいから漠然と獣医師を目指していたのですが、高校生になってしっかり調べるまではどうやってなるのかよくわかっていませんでした。私のように動物が好きだから獣医になりたいっていう人も少なくないはずです。


 では、どうやったら獣医になれるのか、結論から言うと6年制の大学を卒業して国家試験に合格しなければなりません。一言で言えば簡単そうに聞こえるかもしれませんが、これが結構難しい😓

 獣医になるにあたって大きな山が2つあります。まず一つ目は大学入学です。獣医学部(獣医学科)を設置している大学は国公立が11校、私立が6校で全国で17校しかありません。また、募集人数も少なく1学年の人数が国公立では30人前後、私立では100人前後です。そのため、倍率が高くなりやすく、偏差値も60前後は必要です。私立では比較的入りやすいところもありますが、やはり対策なしで合格するのは難しいです。私がどういう対策をして獣医学部に入ったかについてはまた後日記事にしたいと思っています!


 二つ目は国家試験です。獣医師国家試験は毎年2月に行われ、この試験に合格すると獣医師免許が貰えます。獣医師国家試験の合格率は、75〜85%の間で推移しています。(今年度の第74回試験は過去最低の合格率で70%でした😭)
全ての国家試験の中では獣医師国家試験の合格率は高い方ですが、決して簡単なわけではありません。大学6年間で学んだことの集大成の試験なので当然、出題範囲は膨大です。ほとんどが暗記科目なので相当な時間を暗記に費やさないといけません。

 大きな山は2つと書きましたが、実際、獣医学部に入ってしまえば、あとは流れでやっていけると思います。(まだ、3年生なので国家試験勉強の大変さは分かりませんが、これまでのテストは同級生の足踏みに合わせて勉強して乗り切ってきました笑)
 獣医師を目指す中高生の皆さんにとってはまずは獣医学部入学が第一関門だと思います。受験のための勉強は大変だと思いますが、根気よく勉強し続ければきっと合格を掴み取れるので頑張ってください😆

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