42歳を無事に迎えて
先日、42歳を迎えた。私は42歳になることができた。
人工肛門は嫌だ、と泣いて抵抗した私は、人工肛門を造ってもらい、治療を終えて
、うつ病になって、ちょっと回復して、今ここにいる。
人工肛門はあるけれど、割となんでも食べられるし外出も楽しんでいる。
不便だけれど、決して不幸ではない。
誕生日の日、通い慣れたお店でお祝いをした。
店主がデコレーションしてくれたデザートが嬉しかった。
ゴルゴンゾーラのチーズアイスは相変わらず絶品だった。
ご飯とお味噌汁も美味しいので食べたかったけれど、満腹でたどり着けず。
BGMはハンバートハンバートやoasisが流れ、いつも通りで落ち着く。
新しいお店の開拓も楽しいけれど、大好きなお店で美味しさと居心地の良さを噛み締めるのも最高。
結局、この日、満腹だったはずがテンション上がって帰りにマックでポテトを買って歩き食べをして帰った。楽しかったが、次の日浮腫がすごかった!
夫からは靴をもらいました。すぐ履きたくて下ろしたけれど、雨の日に履かない方が良かったな。
そして自分では欲しかったTシャツを購入。
東京都現代美術館の中になる「二階のサンドイッチ」でイベントがあり、
そこで販売されるTシャツがずっと欲しかったのです。
本当はロンTが欲しかったのだけれど、着いた時点で売り切れ。半袖を購入。
当日のみ、ワンポイントをシルクスクリーンでプリントサービス可能ということで、Tシャツの右胸のあたりに、ピンクの階段マークを入れてもらった。
この日、素敵な展示と美味しいご飯、好きなものを買って、デザイナーさんと軽くお話をし、とても爽快な気持ちになった。Tシャツを販売されていた方とお話したときに「村上春樹さんまで届くといいなあ」と仰っていたのが印象的だった。
そうだな。届いたら(知ってもらえたら)いいなあ。想像すると楽しい。
今、これをスタバで書いている。桜のシフォンケーキや、あられが乗った可愛い飲み物を眺めていると、うっすら雨の曇天の今日も、春めいた気になってくる。
何かわくわくしたことがこれからやってくるような気になってくる。
私は流れに乗り、すいすいすいと泳いで楽しい方へ進んでいるような気になってくる。
予感って、結構追い風になる。
なんだか楽しいことを起こせそうな気がする。
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