見出し画像

いざ、休職中の職場へ。

昨日は腫瘍精神科受診とカウンセリングの日だった。
今日は「今後についての相談」という名目で職場に呼ばれ出向いた日だった。

帰宅してから数時間経過している。
スーパーとドラッグストアで買い物をし、部屋を片付け、散歩に行き、夕飯の支度をして食べたが、ずっと心がぼんやりとしている。

会社からの確認と提案があった。
元の職場に戻るか、戻らないか。どちらを希望するか。
戻らない場合、法人内で異動は可能。

傷病手当給付期間についても改めて伝えられた。
異動先の見学も可能であると。
また、働き方についても相談可能だと(時短勤務など)。

思った以上に、担当者からの話は丁寧だった。気を遣われていた。
私の話を遮らずに待ってくれた。
率直な今の気持ちを聞かれ、正直に「わからない。考える時間が欲しい」と言った私の言葉も邪険にされなかった。

話が終わり、職場に置いてある荷物を取りに行こうとすると
「もし顔を合わせるのが嫌だったら(上司や同僚と)、協力する。
日曜日に来てもらえたら手伝う」と提案してくれた。
感謝の気持ちを伝え、自分で行けますと言って荷物を取ってきた。
ロッカーを開けた時、仕事用シューズにしていたナイキのエアリフト(白・黒)が見えた時、不意にじわっと込み上げるものがあった。うっかり泣きそうになった。なぜか。反射的なものだった。

上司だけ、たまたま在室していたので挨拶を簡単にして、差し入れを渡し荷物を簡単に片付け、帰宅した。

今の正直な気持ちは「なあんだ。私全然変わってないじゃん」だ。
今日の私は、過剰な警戒心と隠しきれない不安をダダ漏れにしていたと思う。
一年ちょっと休職し、カウンセリングを受け、自分の生き方を見つめ、考え方の癖を直すべく取り組んできた。
結果、結構変わった!と思っていたけれど、それは「自分が安心できる場所」でのこと。情けなくなった。

人事の方の言葉に神経を研ぎ澄ませて、深読みし過ぎてしまい、返答時は言葉がすらすら出てこないところもあった。必要以上に腰を低くしたところもあったように思う。
「迷惑をおかけしてすみません」が相手を伺う形で口から出てしまった。
「すみません」が、つい、言いたくない・言わなくていいタイミングで出ていたかもしれない。
呼吸が浅く片手は胸の辺りを彷徨っていたように思う。

それらの行動に、自分自身ががっかりした。

私は元の職場に戻りたくはない。
退職を考えている。
が、今日は元の職場に戻りたくない意向を伝えるに留まった。
会社側の提案を聞き、持ち帰ってきた。

「時間をかけてゆっくり考えてください」と。
来月の主治医の診察で相談し、考えた後その時の気持ちを教えてください、と。

それでも。
満足のいくような私ではなかったけれど、荷物は取ってこられたし(エアリフトはお気に入りだったから)、目を見て話をすることができたし、まあまあ良しとする。

疲れた。すごく疲れた。
帰宅後、ほんの少しだけ、虚しさと悔しさのような、悲しい気持ちに襲われて
ケーキでも買って食べちゃおうかな!と思ったけれど、
楽しい気持ちで食べた方が美味しいよなと思って留まった。
冷凍のマンゴーときな粉ヨーグルトを食べて白ワインを少し飲んで自分を労った。
悪くない。上出来上出来。

職場から持ち帰った私物の一部。

付箋やメモたち。こんなに持っているの忘れてた!

少しでも仕事のモチベーション上げようと集めた付箋やメモたち。
将棋ふせん、お気に入りすぎて尊敬している医師とやりとりする時しか使ってなかった。

毒花ちゃん、ものすごい勢いで見かけるようになった。

呆然と歩いた帰り道。毒花ちゃんを見かけて少しホッとした。
この花を見ると、不思議と励まされる。


先日、友人と食べた鮭がどでかかった!

どどーーん!!

冒頭の写真は最近買った箸置き。一目惚れだった。
こんなふうに、のんびりと構えていたい。

人事の方の話で気になった箇所がある。
すれ違った顔見知りのスタッフの視線も、気になった。
でも、それは深く思いを巡らせても、もしくは真相や真意を知っても、
不安を煽られ、不安がまた次の不安を呼び沼に落ちる可能性大!!
危険。
自分を主体にして考える。
私はどうしたい。何を選んで何を優先するのか。
したくないことは何か。
相手が会社がどうかを一番にしない。
私の人生は私がハンドルを握ってるんじゃい!
自分に言い聞かせる。

今日はゆっくりお風呂に浸かって、ハーブティーを飲んで、マッサージとストレッチをして明日の楽しいことを考えて寝ます。
笑う門には福来る!!!ぜったい!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?