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ちょっと、休憩しませんか❓️残業代を計算してみよう❗️

ちょっと視点を変えて、ちょっと新しい視点で、少し深呼吸しませんか❓️


残業は、先ずは、労働時間を記録しようと、提案しました。いったい、1日で何時間、1週間で何時間、1ヶ月で何時間働いているのか、わかっていなければ残業を何時間しているのかもわかりません。

タイムカードのアプリも、業務日誌も、心折れそうです、という方、頑張って1週間だけ記録してみましょう。

残業のルールは、
1日8時間を超えたら、超えた時間
1週間で40時間を超えたら、超えた時間
が残業です。

ですので、1週間記録を録れば、1ヶ月、1年の残業時間、残業代の目安がわかります。

今回の、ちょっと、休憩しませんか❓️では、自分の残業代ってどれくらいなの❓️を大まかに計算してみます。

残業代の計算方法は、年間労働日数をカウントしたり、月給を時間給にならしたり、手間のかかる作業です。ここでは、

正確な残業代はいくらですか❓️

ではなく

いったい残業代はいくらくらいですか❓️

の把握をしてみましょう。


先ず、時給で働いている方の例をみてみます。わかり易く時給1000円とします。この方が1日10時間働いた場合、8時間を超えた2時間が残業になります。残業代は、25%増しにして労働者に支払わなければならないので、

1000円×25%増し  で1時間当たり
1250円になります。

そして、2時間残業しているので、

1250円×2時間  で2500円

残業代を払う必要があります。

1週間で50時間働いたら、40時間を超えた時間10時間の残業代

1000円×25%増し×10時間で
12500円

残業代を払う必要があります。


給料が月給の場合もみてみましょう。

残業代の計算のルールは、
1日8時間を超えたか❓️
1週間40時間を超えたか❓️
なので、先ずは、

残業時間0時間なら、自分は1ヶ月で何時間働くことになっているか❓️の把握から考えます。

労働基準法では、1週間に40時間までしか働かせてはいけません、と決められています。1ヶ月は4週間(28日)と数日です。祝日はお休みの会社が多いので、ここでは計算しやすいように、

1ヶ月の労働時間を

1週間40時間×4週間  で160時間

とします。
この方が月給200000円もらっているとすると、1時間あたりの給料は、

200000÷160時間  で、
時給  1250円  

になります。この時給を25%増しにして、

1250円×25%増し  で、1562.5円

四捨五入して、

1563円

が、残業1時間あたりの給料になります。この方が、10時間残業すれば、残業代は、

1563円×10時間  で
15630円

の、残業代を払う必要があります。50時間残業すれば、

1563円×50時間  で
78150円

の、残業代を払う必要があります。


どうですか❓️残業代の計算方法、わかってきましたか❓️

給料が時給制の方は、時給1000円の例を、ご自分の時給に入れ直せば、ご自分の残業代が計算できます。

月給制の方は、200000円の例を、ご自分の給料に入れ直せば、ご自分の残業代が計算できます。


時給制の方も、月給制の方も、残業代の計算の元とする給料、基本給だけじゃないですよ〰️❗️マネージャー手当とか、資格手当とか、仕事する時役立つ手当は、残業代の計算をする時、加算して計算してくださいね。例えば、

基本給200000円
マネージャー手当10000円
資格手当30000円

の場合、

基本給+マネージャー手当+資格手当の合計金額

240000円

を、例にあてはめて計算してください。

逆に、残業代の計算をする時、加算してはいけないのが、

交通費(費用相殺だから)、
家族手当、住宅手当

などの、仕事することと関係ない手当です。例えば、

給料300000円の内、
交通費10000円、
家族手当10000円
住宅手当30000円

の場合、

給料-交通費-家族手当-住宅手当の合計金額

250000円

を、例にあてはめて計算してください。

例外がややっこしかったですかね❓️

残業代の計算、整理すると

1ヶ月何時間働くのか、計算する

給料を時間で割って、1時間あたりの時給を、計算する

時給を25%増しに、計算する

残業時間に、25%増しにした時給を掛けて、1ヶ月の残業代を求める

ただ、残業代の計算は、基本給だけではなく、計算に加算する手当と、引かなくてはならない手当があるので注意

という段取りです。


どういう計算結果になりましたか❓️だいたいあっている、という方、残業きちんと支払われているようですね。そもそも残業代もらってないという方、計算したら最低賃金下回ってたという方、残業代を取り戻す方法はあります。

労働基準監督署の労働基準監督官(必ず労働基準監督官を捕まえてください❗️他の職員ではダメですよ❗️)に未払い残業代の取り立てを申し出るとか、労働問題に取り組む弁護士さんに相談するとかすると、残業代支払われることが多いです。

ただ、これも問題があって、

給料の取り立ては、2年間しか遡れません。残業代も給料なので、2年分の残業代しか取り立てられません。

後は、労働基準監督署とか弁護士さんとかを挟んで交渉すると、会社に残って働き続けるのが難しくなります。

人によっては、未払い残業代何百万円だから、残業代取り立てて、会社辞めて再出発します〰️❗️かもしれませんし、今は動けない事情がある、未払い残業代は落ち着いたら考える、かもしれません。


とにかく残業は心身に悪いので、身体だけは大事にしてほしいです。


と、ムクちゃんは思います。


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