痰壺と青洟


昭和の象徴的な光景がこれだろう。
赤塚不二夫の描く子供は鼻を垂らしていた筈だ。

長年の蓄膿症は最近の薬で一発で治る。
ただ、それが良かったかどうかも判らないワケだ。

痰にしろ鼻水にしろ、デトックスの人体システムだ。
人間は年がら年中、身体の毒素を吐き出しながら生きている。

しかし最近の子供はアオバナすら垂らさない。
身体の毒を排出していないのだろうか?

日本の癌の死亡者数はこれとリンクしているんじゃないだろうか?

言葉狩りにしろ新しい法にしろ、何かをすれば副作用が起きる。
学校教育も当然だろう。
更に原理原則を狂わせれば大きなしわ寄せが発生する。
自分の様なHSPはそのリバウンドで生み出され、警鐘を鳴らす役目だろう。
ロジックが無ければ問題に気付きもせず、修正も効かない。

特に自分なんかは丸暗記を拒絶してきた人間だ。
宿題も殆どやらず、理解してないモノを答案用紙に書けなかった。
答案用紙はラクガキだらけ。
教師の作った感想文をトレスせず、独自考察で「0点」を取った。

そのトレスで「100点」を得た連中が、今の社会の当事者だ。

自分は0点で転落していった人生だが、100点の連中は国を転落させた。
どうやらここにきてようやくリアルが追い付いた気がする。

不思議な事に、ここにきて長年の乱視と鬱がほぼ回復したようだ。
これは面白い現象だろう。
もしかしたら立場が逆転するかもしれない。

オセロの駒の様に裏返るかもしれない。


そういう話。

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