ホロ格ゲー・なない氏・スト6の流れ


かつて故人であるなない氏がホロライブの格ゲーを配信していた。
観た限り、そこらの商業よりレスポンスのいい、よくできたゲームだ。
ああいうのもつまらなかったら誰もやっていないだろう。
なない氏の佇まいもHSPっぽい、俯瞰した印象の人物だった。
彼がその後に繋がる「何か」を見越していても全然オカルトではないと。
仮に本人が自覚せずとも何かに気付いていた気がするワケだ。

またここでホロライブと格ゲー勢の接点が発生する。
拡散力の高いアイドルVチューバーがスト6を配信し、
プロゲーマーのウメハラ氏、どぐら氏の名前が周知されていく。
様々な知名度が上がり、需要がどんどん広がってゆく。

それを見越したかのように、最大規模の賞金一億という大会が控える。
もう明らかに投資としては無駄のない完璧な流れだ。
企業までが流れに参加し、ムーヴメントを作り出している。
それによりこれまでにない循環が発生した。

ホロライブの配信を観ると、皆がこの流れを応援している。
みんな「がんばっている人を応援したい」という事だろう。

プロゲーマーもホロライブも主体性のある、新しい文化と価値だ。
自分で考え、個人個人の試行錯誤の末に今の形があるジャンルだ。
スト6という作品も既存のシステムから進化したフラットな内容で、
新規ユーザー取り込みの仕様をゲームバランスを壊さずに加えている。
格ゲー未経験者をターゲット取り込めるシステムだ。

この流れの参加者達はほぼ全員が主体性があり、オリジナルであり、
便乗しただけの人間はほとんどいないという事。
その全部が連鎖し、全てが繋がっている。
既存の価値に流されず、皆が考えて行動し、新しい物を求めている。
このポジティブなマインドが相補関係を作り、大きなうねりとなり、
循環を構築する、新しい需要を育て広げていくと。

きっと大きな木が育つだろう。

後ろにある観えない何かがそうさせている気がするワケだ。
そしてその一部となったのがなない氏なのだろう。

ここで起きた全ては全部繋がっている気がするね。


そういう話。

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