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ムスコのこと

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親バカな私の、宝物のこと
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子どもは3歳までに 親孝行を終えると聞いたけど

1歳...慣らし保育から始めたころ 保育士さんに預けて保育園を後にする朝 後追いでギャン泣きされて 後ろ髪を引かれる思いをした。 それでも、お迎えの時間は 忘れたようにニコニコしていて安心した。 数年後には 仕事を終えて、保育園にお迎えに行くと 「ママ~~!!」 遠くの方から私を見つけて 駆け寄って抱き着いてくる息子 仕事の疲れも嫌なことも飛んで行った。 自転車に乗せて、自宅までの道のりは その日の出来事を話してくれた。 『子どもは3歳までに  すべての親孝行を終える

ママのケチ!!

小学生だった次男から浴びせられた言葉でした。 ねだられたものを買わなかったから。 「ママのケチ!!」 私がケチなのは本当なので 言い返しませんでした。 言い放った本人は、スッキリした顔してました。 心の声は 『ケチじゃないと衣食住と教育費が守れないのよ』 でしたわ。 その次男が 大学の卒業式の日に 「4年間、通わせてくれてありがとう!!」 LINEメッセージをくれました。 おおいに泣き笑いでした。 そして、就職して都内で1人暮らし 時々、こちらに顔を出してくれます。

失敗 いっぱい 大歓迎

子供の授業参観に行った時に、 黒板の上の方 模造紙に大きく書いて貼ってありました。 『失敗 いっぱい 大歓迎』 もう、ふた昔くらい前の事ですが、忘れられないくらいホッとしたのを覚えています。子供が素敵な言葉に巡り合って良かったなぁとも思いました。 私自身が「失敗したって大丈夫」ってなかなか思えなくて大変だったからなんですよね。でも冷静になってみると、色んな失敗したから今がある。 次は大丈夫なように気をつけたり 立ち直る方法を学んだり 別のやり方を見つけたり 他の誰かの

川の字で絵本

保育園から帰宅して 晩ごはんとお風呂 それから お布団に入って 右に長男 左に次男 そんな川の字で絵本の時間 ぐりとぐら はらぺこあおむし 三びきのやぎのがらがらどん おさるのジョージ 11ぴきのねこ 図書室で借りて その日ごとの 2人のリクエストに応えて 繰り返し読んでいたら ページをめくると 次の言葉を口にする息子たち… 読んでいるわけではなく 絵を見て記憶していた そのまま一緒に寝てしまい 朝4時に食器洗いしたっけなあ そして朝ごはん 登園と出社 あの頃は毎日が

期待はせずに希望を持って

息子が不登校になった時に、 心療内科の先生に、そう言われました。 息子本人からも 「勝手にハードル上げないで」 と言われました。 私は、母子家庭に負い目があって 気負っていたんです。 ごめんなさい、しか言えません。 今は希望でいっぱい。 息子と私は、 時計の長針と短針みたい。 歩幅やスピードが違うけど 二人三脚で進む。 大人になった息子は、 おばあちゃんにも優しい。 夜中、 母の部屋からテレビの大音量が… リモコン操作が分からなくなった様でした。 私が行く前に

子育ての後悔は深い愛情

NHKの番組で お医者さまが、その様に言ってました。 正直言って いっぱい、いっぱい後悔してます。 余裕がない子育てでした。 番組で、お医者さまは、 こうも言われていました。 親が「自分のようにならない様に」 と思うより、 親自身が幸せになる事を先にする。 親が楽しく幸せなら、 そばに居て それを見ている子供が幸せな気持ちになるんです…と。 腑に落ちることがたくさんある。 私のルンルンは、子供達にも伝染する。 穏やかな空気になる。 私の母は、あまり笑わない。 なんだ