芸術単元 復習

箇条書きでまとめる

・サイエンス的なもの(客観性)⇒○×を決める学/普遍的な法則がある
・倫理学⇒物事の善し悪しを見出す
・美学⇒物事の美醜(面白いか否か)/自分たちにとっての価値や意義の「普遍」を見出す

●美的判断
・規定的判断・・・既存のカテゴリーに当てはめる⇒客観的
・反省的判断・・・自らカテゴリーを探しに行く(現代アートを見たときの感覚と同じ)⇒主観的

●主義
・内容主義(実質主義)・・・中身を重視するもの⇒国のような権威のあるものには都合が良い
・形式主義・・・物事の本質を軽視してしまう傾向がある⇒『表現形式』=市民的公共性になじみやすい

◎「アレゴリー」⇒批判的なまなざしの構造
 【アレゴリーのまなざし】⇒大多数との「ズレ」から生まれる表現

◎芸術作品はディスコミュニケーション
・内容より、言い方や感性を重視する傾向・・・結局受け手がすべて!
・発信者に都合の良いものだけを提供するのは✕

◎「なんか気持ち悪い」という気持ちを持ち続ける

考えたこと

事実とフィクションの区別が曖昧になることで、作品の批判や炎上に繋がる恐れがあるとのことだったと思う。
大前提として、この世に存在する作品(明らかに悪意のあるものを除く)には一切罪は無い。情報の受け手がどう感じるかによって、作品の価値や解釈などが幅広く展開する。
私は個人的な趣味として、イラストを描いて友人と共有しているのだが、私の場合は割と作品の本質と外観がマッチしているのではと感じる。つまり発信者(私)から見る景色と受け手側(友人)から見る景色に、そう差が生まれていないということだ。ただ単純に、シンプルな構図だったり、中身がないだけだという場合が想定できるが、多くの場合はこちらが意図せずとも本質が相手側に伝わることが主である。

インターネットが普及した現在では、まさに「受け手が正義」というような世界観があると思う。虚構と現実の区別が付かなくなるのは、人としてもったいないと感じる。


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