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ヨシムの法令集 2024

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一級建築士学科「法規」の試験対策として、建築基準法令集を読みやすくする「マーカー」と「ポイント解説」をしています。単元ごとの記事をマガジンとしてまとめたものです。
最新版は年明けに順次記事を公開する予定ですが、時期が未定のため、過去の法令集にご興味のある方はどう…
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2023年12月の記事一覧

【法令集2024】法令集の整え方

一級法規の試験では、法令集を整えることがとても重要です。法令集の使いやすさによって、最大で10~15点の差が出ることがあります。試験は30問ありますので、満点か足切り点かという幅広い評価となります。 試験時間は1時間45分ですので、問題1から順番に法令集を調べていくとしましょう。非常に素早く問題を解ける人でも、20問目あたりで時間切れになるはずです。正答率が70%でも、20問×70%=14点となります。残りの10問は、鉛筆を転がして確率1/4。10問×25%=3点です。全体

【法令集2024】用語の定義

毎年「1問」は出題。法文と政令文の冒頭にあるので、見つけやすい。また、脚注からジャンプが可能。しっかりとマーカー整備することが重要。 【ヨシム メモ】 そもそも「建築物」でないものは、この法律(建築基準法)は適用しません。従って、建築物であるかないか(赤ULか青ULか)が重要です。例えば、プラットフォームの上屋を建てる場合、当然、確認申請は不要です。 【ヨシム メモ】 「特殊建築物」の用途かどうかは、面倒ですが❶~❹を全て確認しないといけません。但し、数多く問題を解くと自

【法令集2024】確認申請

毎年「1問」は必ず出題。法文と照らし合わせる項目が多く、捨てる受験生が散見されます。捨てると必ずその1点に泣きます。最小限のマーカーで、チェックしやすい法令集を作成すること。 【ヨシム メモ】 6条1項は、センテンス(文)が5つで語尾は全て同じです。確認済証の交付が必要な「主語5つ」をしっかり色分けして、チェックしやすくしましょう。因みに、ヨシムは「主語5つ」全てを暗記しています。超時短で解が得られます。トライしてみる価値はあります。

【法令集2024】仮設建築物 他

建築物以外で「確認済証の交付」が必要なもの(1/4)。仮設建築物に対しても確認申請が必要な場合がある。要否はとても明快なので、得点源にしたい。 【ヨシム メモ】 2項の仮設建築物の用途にマーカーベタ塗り。6条が適用しないので、確認済証の交付が不要です。また、第3章の規定も適用しないので、目次で「第3章」をしっかり確認しましょう。法43条(敷地等と道路との関係)が本試験に出題されています。

【法令集2024】用途変更

建築物以外で「確認済証の交付」が必要なもの(2/4)。用途変更に対しても確認申請が必要な場合がある。「特殊建築物の用途で200㎡超」のみ必要。要否はとても明快なので、得点源にしたい。 【ヨシム メモ】 1項の「用途変更の前提条件」をベタ塗り。要否を即判断するために、ヨシムは暗記しています。後段のベタ塗りは、用途変更の工事完了時の検査は不要で、「建築主事に届け出」となります。本試験での出題率が高く、なぜか受験生が何度も同じ間違いをしてしまうものです。法7条(完了検査)の法文で

【法令集2024】建築設備準用

建築物以外で「確認済証の交付」が必要なもの(3/4)。法6条1項一号~三号の建築物に、EV等の建築設備を設置する場合、確認済証の交付が必要。要否がとても明快なので、得点源にしたい。 【ヨシム メモ】 「建築設備準用の前提条件」をベタ塗り。要否を即判断するために、ヨシムは暗記しています。

【法令集2024】工作物準用

建築物以外で「確認済証の交付」が必要なもの(4/4)。工作物は「令」からチェックして時短すること。「法」は「2m超える擁壁」の「除外の条件」のみをチェックする。 【ヨシム メモ】 88条4項では、「2m超える擁壁」の「確認済証の交付が不要な条件」のみ、4つをチェックしましょう。