仏教は自由自在/仏教

仏教というと厳しい戒律を守らなければならないという堅苦しいもの

仙人の樣な選ばれた人にしか出来ないもの

そんな印象を持つ方が大半かと思います。

ですが本当は仏教は堅苦しいものではなく

むしろ自由自在なものなのです。

六波羅蜜という教えの中に

持戒という教えがあります。

持戒とは教えを持つ（たもつ）という意味ですが

私が教えて頂いた解釈は善き習慣と学びました。

何だやっぱり堅苦しいじゃないかと

思うと方もいらっしゃるかもしれません

ですが良く考えてみて下さい。

好きな時間に起き

寝たいだけ寝て

好きなものを食べたいだけ食べ

飲みたいだけ酒を飲み悪態をつき

賭け事をして散財し借金までし

遊びたいだけ遊び

不満があれば文句を言い暴れ喧嘩をする

お金がなければ人から盗み

と、これだけ書けばとんでもない人生で

本当の自由とは言えず破天荒です。

昨今は仕事が多種多様ですので

朝必ず起きる事は絶対ではないので

その仕事に合わせた良き時間に起き働き

大体決まった時間に食事もして

仕事が終われば帰りお酒を飲むなり食事をし

寝るべき時間に寝ると

こういうルーティンに対し感謝をしていく事、

そうしていく事で

何もかもやりたい放題に暴れだす心を

コントロール出来る事が本当の

自由自在 即ち持戒だと思うのです。

人は何でも出来る環境に置かれますと

甘ったれた根性が顔を覗かせます

これが所謂 心の中に潜む悪魔です。

この悪魔が暴れはじまると我を忘れ

人に迷惑をかけたり 病気を引き起こしたり
自分の人生が破茶滅茶なものになります。

ですのでその人の環境に合った規則正しい生活を

繰り返し持つ（たもつ）事が

本当の我に帰り自由自在な人生を

送れると思うのです。

人によっては急に悲しくなったり苦しくなる事が

あります、そういう思いをしている人がいたら

尚更この善き習慣というものを身に付けていくと

急に不安になったり悲しくなることは

少なからず減るでしょう。

自由という言葉を履き違えると
とんでもない方向に行き
しまいには戦争を引き起こします

この持戒という善き習慣をどうか

もてますよう願っております。

本日も最後まで読んで頂き有難うございます🙏🍀