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自らを与える/仏教

卓越した人、もしくは

その世界の人しか理解できない世界観

そうしたものは一見素晴らしいものとして

この世では人格者、成功者として崇められ

聖者のように扱われます。

確かに素晴らしく天衣無縫の様な純粋さが

そこにはあり 私自身素晴らしいと思いますが

実際はその上があるのです。

どういう人かと申しますと

万人の人がどうしたら

そこに辿り着く事が出来るか、見聞きした人が

本来の心を開く為に

己の美学を捨ててまで人の為に

己の経験や能力や知識を使っていく人です。

そこに人としての最上の姿が

そこにあると思うのです。


それは決して地位名声を得る為や

人に媚びを売ることではありません。


天衣無縫のような人は個人的には好きですが

美学追及はやはり偏った世界であり

必ずいつの日か心が破綻します。


この世は人の為に尽くし 人の幸せの為に生き

自他共に幸せになる世界です。

絵画や音楽、その他のものも周りの人達を

幸せに導く手段であると思っています。

それを仏教では方便と言いますが

そうやって

人の心の美しいものをお互いに与えていく社会

それを諸法無我と言います


もっと言いますと

それは平和ということになります。


最初から私はそうは思えませんでした

自分にしか創れないもの、個性、個性と

声高に言っていた事もあります

本当にお恥ずかしい限りです。



お互いに人を批判したり皮肉を言って

人を苦しめたり悲しませたりしないで

温かいものをお互いに与えていく社会に

なれたらと思うのです。


本日も最後まで読んで頂き有難うございました






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