植田総裁会見で世界は見切りをつけたかも?

本日の植田日銀総裁の記者会見を聞いて不安が過る。

全体としてインフレ率は2%を達成してる。
YCC  イールド・カーブ・コートロール
(主に金利目標を定めて国債を買入する。)
つまり買いオペを金利維持の為にいくらでも(言って見れば無制限に)行うことから、金額で行う。(しかしその額は流動的)
日銀当座預金の法的に定められた金額を除き0.1%付利する。

こんな軟弱な対応。これしか出来ない日銀。

2024.01のインフレ率は、
全体   2.2%
食品   5.7%
光熱費 -13.9%
である。
光熱費は前年は補助金なし
今年は補助金あり

これが2024.02には、
前年補助金開始
今年補助金あり

2024.03には
前年補助金フルに
今年補助金あり

こうなって行く。つまり2.2%のインフレ利は補助金で下げられている。本当はもっと高い。それも補助金それは税金による砂状の城。

2024.3.22には2月のインフレ率発表
2024.4.19には3月のインフレ率発表

その数値は驚きだと思う。

その時、日銀は手立てを失っている。

ドル円為替は150.56と1.42円安に反応した。

政府は赤字国債を辞めない。
日銀は買わざるをない。買わなければ金利はスザまじく上昇する。

財政規律を失った末路だと思う。

当然こんなこと、植田総裁の頭にはあるのだろうと思う。

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