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可能性の高い偶然


年が明け、連日悲しいニュースが続いています。
これまで、こんなお正月があったのかと思うくらい。
普通の毎日が、どれほど当たり前では無い事だったかと痛感します。


去年、静岡に旅行に行った時の事。
静岡と言えば、ちびまる子ちゃんの作者、さくらももこさんの故郷でもあります。
その旅行中に買った一冊に、こんな言葉が書かれていました。


今生きている事はあたり前ではなく、可能性の高い偶然

さくらプロダクション『さくらももこのことばと人生』(ポプラ出版、2023年)p.60


駅ビルの書店で、この言葉を見つけた時は衝撃でした。


と同時に、それは当たり前で、「普段、多くの人が忘れているだけ」の事なんだとも感じました。


私は大学生の時に母を病気で亡くしているので、人生についてドライな面もあり、それもあってこの言葉が特に刺さりました。
私がこれまでの人生で経験した、「希少な経験」は、悲しいですが母を早くに亡くした事でした。

ただ、このような経験でも、1パーセント未満の割合でも、誰かは経験します。

でも、未来について悲観をしていてもしょうがないです。
起きる時は起きるし、起きない時は起きない。

やっぱり、今日1日を生ききる事が大切なんじゃないかと思います。
何気ない毎日が、「可能性の高い偶然」だから。
偶然であって、当たり前ではないです。
そして、「可能性の低い偶然」については、今からでも出来る対策をする必要があります。


考えてみたけど、ちびまる子ちゃんの話に出てくるような、家族や友人との何気ない会話、出来事。最近経験してないなあ。

最近はお正月も、スマホばかり見ていたら、毎年あっという間に終わってしまう。


ちびまる子ちゃんのようなお正月、もう一回経験したいかも…。


そんな事をふと思いました。


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