成人式で学びたかったお金の教養
1月9日は成人の日ですね。
お正月に成人式が開かれる地域も多いと思います。
社会人になって、転職をして、1番に感じた事は
「お金の事って、学生時代、誰も教えてくれなかった…!」
という事です。
むしろ、学ぶ機会が無かったんですよね。
小中学校の義務教育に、お金の教育の時間なんてありません。
高校生は受験用の勉強5科目がメイン。
大学に入っても、学部によっては(医療系は特に)各種税金や保険、住宅ローンなど、これまでスタンダード、理想とされてきたお金について学ぶ機会なんて、一切ないんです。
就職後、自分から学ぼうとしない限り。
そのため、転職で初めて住民税を一括払い、勧められるまま独身なのに生命保険、貯蓄型の保険に入る。
銀行が貸してくれるから若いうちからマイホーム…。
など、何となく周りと同じ選択をして、知らなかった!と後悔する方も少なくないと思います。
今日は、最近読んだ20代向けのお金に関する本を元に、成人式で知っておきたかったお金の教養、というテーマで記事を書きました。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!
必修本にしたい-お金の教養-
成人式で知っておきたかった、お金の教養。
それは、
・正しいお金の知識を基に、自分に合ったお金の使い方を選ぶ
という事でした。
そんな思いを抱かせたのが、ある1冊の本でした。
出口治明著 働く君に伝えたい「お金」の教養
お金について、正しい知識を基に、自分の頭で考える事が大切。そんな事をこの本は教えてくれます。
この、自分の頭でお金の使い方について考える…。
これって、簡単に出来るようで、難しいんですよね。
何故難しいのか、それは、
・周りが決めた幸せに流されそうになるから
・ライフイベント(結婚、転職、家購入など)が無いと考えないから
だと思います。
今20-30代の方だと、だいたい1990年代生まれの方が多いと思います。
父親が働いて、母親はパートをして、家は一軒家、持ち家で、60歳で定年退職…そんな生活スタイルが大多数を占める家庭が多いと思います。
そして、自分たちも、将来は就職、結婚、出産、家を買う、保険に入る…それが幸せのセオリーだと教えられて育った世代だと思います。
ですが、時代も変わり、そんな生き方、お金の使い方が幸せ、とは、言い切れない世の中です。
自分にとって、何にお金を使う事が幸せで、どんな生き方をしたいのか。
周りの決めた、「この生き方が幸せだよ!」という意見に合わせていると、安心かもしれませんが、それで本当に自分は幸せか?と考えると、必ずしもそうとは言い切れません。
お金の使い方は、自分の生き方を示しているようなもの。
そして、そんな事、自分から学ぼうとしない限り、誰も教えてくれないんですね。
私も、結婚や転職など、大きなライフイベントが無いと、考えようとすることすらなかったと思います。
正しい知識を知り、常に自分の頭で考える。
お金の教養を身に着けるには、この、「自分で考え選択する。」繰り返していく事が大切です。
今流行の投資や、貯金への考え方だけではなく、家の購入や保険の選択など、どうやって考えると良いのか。
この本は、そんな具体的な悩みにも答えながら、「自分にとって良いお金の使い方とは何なのか。」そんな事を考えさせてくれる構成になっています。
お金について考える事は卑しい、と日本人は考えがちですが、お金の教養を身につけるうえで、若いうちに知っておきたい事がたくさん書かれています。
20代の方だけではなく、私の様な30代で、結婚や転職などのライフイベントを経験する方にもおすすめの1冊です。
最後に
今日は、お金に関する本を元に、成人式で学びたかったお金の教養、というテーマで記事を書きました。
自分の生活に関わり続けるお金です。
周りと同じように選択をすれば、楽ではありますが、他の家族と自分の家族が同じ生活、なんて、ないんです。
必ず、他の家族と違う分岐点がやってきます。
そんな時、普段からどのくらいお金について正しい知識を基に、考える習慣を持っているか。
人生の選択をなるべく後悔しないために、普段から考える習慣をつける事はとても大切です。
お金について学ぶことが必修になる、それが当たり前の社会になってほしいですね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!(^^)!
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