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人間関係、良くも悪くも同じ状態は続かない


去年、立て続けに転職に失敗した頃の事を思い出していました。


転職に失敗したくらいだから、長時間労働、パワハラ…はたから見ても問題のある会社だったのかな?と思われがちですが、労働時間で言えばむしろホワイトでした。



ほぼ定時で帰る事が出来ていました。



でもやっぱり、業務内容、周囲との関係性、自分の心構え…色々な要因が重なり、一見ホワイトに聞こえる職場でも、続ける事は出来ませんでした。



逆に、人間関係が良ければ、その他が自分に合わなくても、長時間労働は苦痛にならないのかも?と考えます。



仲が良すぎて派閥を作ってしまってはいけませんが、適度な雑談や仕事への熱意がある程度揃っている事、心理的安全性など、同僚との関係性が良ければ長年働くことが出来るのかも?と考えます。



先日、大学時代に仲の良かった友人から、転職しようか迷っているとの相談を受けた時の事。



入社した当初は特に困っていなかったけど、中途で来た年上(といっても、実際は友人の方が先輩になりますが)の職員が部署をかき乱していると。



それによって、以前より職場に行くのが苦痛になっているとのことでした。


「他部署の仕事も手伝わないといけなくて大変。それのストレスもあるけど、給料は良いし、元々人間関係は悪いと感じてなかった。でも今は人間関係にストレスがあるから、本気で転職を考えている。」



つまり、業務量は増えても給料は良いし、人間関係さえ良ければ、友人がその職場を辞める理由は無いという事です。



つくづく、人間関係って人の人生まで左右するもの、という事に、気づかされた話でした。



ここで、私の前の職場の同僚が言っていた、印象深い言葉を紹介します。



私と同年齢だった同僚は、「部署長が苦手。どうやって自分の気持ちを保ったら良いのか。」という私の相談に対して、こう答えました。


「年上な分、自分より先に辞めていく事は確実だから。はやく退いてくれないかな、と淡々と待つ。」と。


…確かにそうですよね(笑)
自分が淡々と仕事をしているうちに、自分も上司も年をとります。



会社員である限り定年を迎えますし、時が流れれば考え方もポジションも変わってくるので、必ずしも、今の苦しい状態が永遠に続く事はないんだと。


これって、当たり前ですけど、いざ自分が苦しんでいるとなかなか気づけないことなんですよね💦


上司や部下との人間関係、悩みはつきませんよね。
体調を悪くするような悩みであれば、早めにその場所から退く、という選択は必要だと思います。過去の私がそうしたようにです。


ですが、その悩みが、少しの愚痴くらいの場合。
先ほどの同僚の様に、落ち着いて物事を俯瞰してみる事が出来れば、自分でストレスマネジメントが上手くできますよね。


人間関係は、よくも悪くも永遠に同じ状態はない、という事を、心の片隅に置いておけば、自分を守る事に繋がるのかも?と感じた出来事でした。






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