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捨てる方が良いプライドだってある

はじめに



「今の若者には、自己肯定感が足りない!」



最近、よく耳にする言葉です。


自己肯定感、簡単に手に入ればそりゃ誰だって欲しいですよね。



でも、自己肯定感って、本人が小さな頃からどれだけ前向きに人生を送ろうとしても、親、友人、学校、職場、その他の環境が整っていないと、なかなか手に入らない物だとも思います。



私は、自己肯定感とプライドは、似ているようで違うもの、という印象があります。


「この人プライド高いな。」と感じる方でも、自己肯定感が高い人もいれば、低い人もいる。



逆に、「仕事へのプライドは無いなあ…。」と感じる方でも、自分の自己肯定感は高い人もいますよね。


この様なことを考えたのは、


・プライドを捨てて、自己肯定感を上げた人

を見た経験からでした。



プライドを捨てた夫



以前書いた記事で、他県への移住が中止になった話をしました。




当時、夫は既に当時の職場を退職予定だったのでした。


そして、ここ1か月私はパート継続(扶養ではないのでアルバイトですね)、夫はずっと無職。


今住んでいる市内で転職活動を行ってくれていたのですが、思ったように上手く行かず…そんな時、元の職場の求人が出ている事を発見しました。



最終的に、夫は元々いた職場に戻る決断をしたのです。


いらないプライドだってある



この話を聞いて、皆さんならどう感じますか?


「一旦退職した職場に戻るなんて、恥ずかしくないの?」
「自分が働きやすい所が一番だよ。」


色々な意見があると思います。


私が夫の立場なら、「自分から退職したのに戻れない!」


というプライドが邪魔をしてしまい、戻りたいとは思っていても、行動には移せないと思います。


ですが、夫は「家庭の為に」プライドを捨てる決意をしてくれました。


そして、元の職場に戻った事で、社長からとても感謝されたとのこと(笑)



無職の時は、今後の不安や焦りから、元々自己肯定感が高かった夫がどんどん弱気になっていきました。


その夫が、元の職場に戻り、プライドを捨てた結果、元の職場から感謝され、自己肯定感を取り戻す事につながっていきました。



退職のきっかけが労働環境の悪さなどではなく、引っ越しをするという理由だったため、夫も戻るという決断をしてくれたのかもしれません。


夫の行動から学んだことは、タイトルにもある通り「捨てる方が良いプライドだってある。」ということです。


人生の気づき


これは、私1人の人生では、気がつけなかった事だと思います。



「一旦辞めた人が元の職場に戻るのは、恥ずかしいんじゃないか。」



そんな、私の中の常識を、取り払ってくれた出来事でした。


そして、相手の感情も、結果的に行動してみないと真実は分からないということ。



もし、あのまま移住先で就職していたら、それはそれで良かったかもしれませんが、社長の「戻ってきてくれた方が嬉しい。」という気持ちは、永遠に知る事が出来なかったでしょう。


相手の感情も、関わってみなければ、自分のイメージでしかないんですよね。


私もこれから、不必要なプライドは捨てて、正社員に向けての就活を頑張っていきたいと思います!


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!(^^)!






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