「偉い兄貴になりたくて」

何かを成し遂げるには到底耐えきれない毎日が過ぎていく。寝ることしか許されないみたいで、どう考えても理不尽な事が身の回りで起き続けている。みなさん、元気にしてますか。私は崖っぷちを生きてます。

「偉い兄貴になりたくて」
このフレーズを知っているだろうか。これはある映画の主題歌に出てくるワンフレーズで、映画を象徴するひと言になっている為かとても頭に残りやすい。この映画はとある男が放浪の旅に出ていて、帰ってくるなり家族や妹の夫、その夫が働いている工場の社長と喧嘩してまた旅に出るという内容なんだけど、私はこれを幼少期から父にずっと見せられてきた。数年前に50作品目を迎えたらしくて、男性役を演じていた俳優さんは亡くなってしまったんだけど家族役の人らが回想していくみたいな感じの映画になっていた気がする。この映画を見ていると私は「人との関係とはなんぞや」ということを終始問われている感覚に陥る。この男は旅先で一目惚れをしてその女性に振られるまでがワンセットなんだけれど、その間にも色んなドラマが生まれてくる。旅に出て、一年以上帰ってくることはなく、帰ってきたと思ったら大喧嘩をしてまた旅に出る。そんな男が「偉い兄貴になりたい」なんて何を馬鹿なと思ってしまうかもしれないが私たちの「偉い」と彼の思う「偉い」にはある一定の境界線が存在しているようにも思えてきて、けれど私にそれを言及する程の力は存在していない。けれど、どこか愛くるしいその男に私は何かしらを感じざるを得ないのだ。決して「偉い」とは言いきれないけれど。

今思いつきで入力してたからまとまってるように思えてこない。言いたいことが溢れてくると大抵こうなって伝えられる側の事を考えられなくなる。まぁ、いいか。


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