早朝のターミナル駅のカフェには“戦友”がたくさんいた

仕事で取材へ出かけるようになってから、カフェの利用が増えた。利用する時間は、朝の7:00〜8:00。9:00開始の取材が多いので、早めに最寄りに着いてカフェで作業するのがもはや日課となった。

取材の仕事をするまでは、早朝にカフェを利用することはなかった。だから、「早朝＝人が少ない」と勝手に思い込んでいた。

だが、その考えは違うと知る。

私が取材に行くのは、多くの路線が停まるいわゆるターミナル駅が多い。通勤ラッシュを避けるため、なるべく早い時間の電車に乗り、駅で時間を潰すのだ。

今日は、7:30にターミナル駅に到着した。改札内にあるカフェで仕事をしようと思ったのだが、なんと席が空いていなかった。

早朝からカフェに行く人って、こんなにいるの......！？

衝撃的だった。

パソコンを開いて仕事をしている人、参考書を開いて勉強をしている人、読書をしている人、朝食を食べている人......。よく見ると、目的はさまざまだった。

その中でも、パソコンを開いている人や勉強をしている人が多いように見えた。

出社前に、資料の確認をしているのだろうか？または、資格の勉強をしているのだろうか？想像が勝手に膨らんだ。

どちらにせよ、出社前から頑張っている人の多さに驚いた。みなさんすごすぎる......！

これから仕事へと向かう準備をしているようで、勇気がもらえた瞬間でもあった。

9:00からの取材を終え、11:00頃にカフェの前を通ると、お客さんはまばらだった。まるで早朝にカフェにいた人たちが、職場へと出陣したようだった。

戦友たちは、それぞれの場所で頑張っている。そう考えると「私も負けられない」なんて思った。