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私の詩の作り方(前編)
↑詩について書いた記事も、もしよければご覧ください。
私は詩の書き方を習ったことがないので、
未だに詩がどういう形式でどういう風に書けばいいのか
分からないです。
なのでこれから紹介する詩の作り方は
あくまで私のやり方なので
その辺はご了承ください~
① 2つ以上の「モノ」を合わせる
詩を作り始めた頃、私はよく
頭に思い浮かんだ2つの「モノ」を題材にしていました。
「モノ」は、言葉でもいいし、
目に見えるor目に見ない物質 でもいいです。
なんでもいいです。
とにかく、思い浮かんだ「モノ」を
無理やり関連付けて、作っていました。
例えば、私が4,5年前に作った『肉食いたい』という詩↓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
詩『肉食いたい』
そばを食べろ というシュプレヒコール
だから食ってやったよ
うどんをな
穴あけパンチを使って
31年分の穴を空ける
不完全な時の流れに
遠く遥かな一片の夢
「桜を見るころには
平成は終わり」
このシュプレヒコールに負けるな
負けないために
まずは腹ごしらえ
肉を食え
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これは、「平成」と「肉」という言葉が同時にパッと思い浮かんだので
この2つの「モノ」を無理やり結び付けて詩を作りました。
「平成」と「肉」、なんの関係もない2つが
詩となって、何らかの結びつきと面白さが引き立つのが楽しいと思います。
例として、もう一つ。これも4,5年前に作った詩↓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
詩『洗濯ロック』
ロックを聴きながら
柔軟剤をぶちかまし
できあがったみじめな姿
「脳みそ」のような白シャツを
サビに合わせて朝日に晒す
晒し首の行方は
かわくまでの命ならば
脱水寸前の心を
誰か潤してほしい
ネットにしばられた靴下のニオイなんか
生きているって証拠じゃないか
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この詩は、まさにパンクを聴きながら洗濯をしていたときに作ったもので
「ロック」と「洗濯」って全く関係ないですが
こうして詩を作ることで、2つの無関係性に命を吹き込むことができる
のではないでしょうか。
身近にあるものならなんでもいいんです。
例えば、今あなたの目の前には何がありますか?
職場ならパソコン、上司、ネクタイ・・・
自宅ならリモコン、新聞、カレンダー・・・
それらを最低2つ組み合わせて、自分の思うがままくっつけて
関係をつけていけば、それが自然と詩になるし、
私はそれを「詩」と呼んでいます。
(後編に続く)
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