蘭の小花(マガジン「ラベイユ」テーマ)

惑乱の春に生れ落ちてから
貴方に抱いだかれる　夢を見てたのに
きっと　貴方の嫌いな　女になってゆく
貴方を裏切り続けて
それでも　貴方を求めてく　あああ・・・

　悲しい気持ちと裏腹に
　身体だけが　蕩けてゆく・・・
　蘭の小花を散りばめた　薄衣を剥とられて
　腕の中　堕ちてゆく・・・
　
　　貴方じゃない　誰かの・・・

ねえ　どれほどなのか　教えて欲しいの
瞳が一途ならば　お願い　今の内に・・・
きっと、貴方の嫌いな　女の台詞ね
身体の奥で舞い狂う
龍を持て余し　狂おしく　あああ・・・

　冷たい指先と裏腹に
　心までが仄ほのめいて・・・
　蘭の小花と謡われし

　「茜草指武良前野あかねさしむらさきの」　

　許されず　堕ちてゆく・・・

　　貴方じゃない　誰かに・・・

　悲しい気持ちと裏腹に
　身体だけが蕩けてゆく・・・
　蘭の小花と謡われし

　「茜草指武良前野あかねさしむらさきの」　

　許されず　堕ちてゆく・・・

　　貴方じゃない　誰かの・・・

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みとぎやのうた　第十弾　「蘭の小花」

　お読み頂きまして、ありがとうございます。

　お察しの良い方は、歌の中に、あ、また、出てきたと思われたのではないでしょうか？そうです。額田王の歌ですね。

「茜さし　紫野行き　標野行き
　　　　　　　　　　　　　　野守は見ずや　君の袖振る」

「歌姫~Singing Beauty」とテーマが、酷似しているような感じですが・・・。

　歌詞として書くと、なかなかの艶振りですが、歌うとどうなるんでしょうね？この２曲も、龍が出てきてますね。我ながら、好きなこだわりと、今となっては、感じている所です。

🎵✨🐉✨🎵
　
　新しい事象が出てきてしまい、楽曲制作、ちょっと、まとまった時間がとりにくいですが、諦めてはいませんので、これから、時間を見つけて、頑張ろうと思っています。

　そうなんです。これで、楽曲集「夢現」の１０曲の歌詞を、全て、披露いたしました。今後の記事としましては、楽曲制作レポートと、曲そのもののご紹介の番ですね。

　みとぎや本人も、楽しみにしています🎵
　どんな風になるかなあ💜✨
　時間はかかりますが、取り組んでまいりますので、ご期待ください💖👍