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こば紀行#17 ダイナランド

このコーナーでは、浜松から日帰りで行けるプチ観光スポットをご紹介しています。

こば紀行冬の雪山編、ダイナランド

前回のHakuba47に引き続き、さほど好評でもなかった雪山編の第2弾である。このスキー場は、東名浜松ICから東海環状自動車道を経由して東海北陸自動車道高鷲ICより10分と非常にアクセスが良いのが利点だ。名神高速を利用すれば大阪からでも3時間圏内のため、関西人比率が高く他のスキー場に比べて異文化交流的な雰囲気がある。

平成20年に隣の高鷲スノーパークとの共通リフト券が発行され、現在ではコース総数32と岐阜エリア最大のスキー場になっている。前回のHakuba47も隣の白馬五竜と共通券化していたが、どうやら昨今はスキー人口の減少に伴いスキー場自体の統廃合も進んでいるようだ。利用者としては有り難い話だが、なんだか零細事業者たる自分の状況に置き換えて考えると少し凹んでしまう。雪質は白馬エリアと比べるとどうしてもシャーベット感が否めないが、人工降雪機等の設備が充実している上に、土日は朝5時からの営業のため、午前中は十分に楽しめる(し、それ以上は体力が持たない)。

スキー場近辺には、日帰り温泉施設もそこそこある。このエリアでは「牧歌の里」や「満点の湯」あたりが30分圏内でおすすめだろう。適度に運動をした後の温泉ほど心地よいものはない。そして、その帰り道の運転ほど辛いものもない。辛い道のりだが、東海環状自動車道美濃加茂SAで無理矢理テンションを高めてほしい(B地点)。せんべい、五平餅、たこ焼き、牛串、焼そば、鮎の塩焼などなど、魅惑的な屋台がずらりと並んでいる。私のおすすめは牛タン串だ。ここから残り約2時間、道中お気をつけてお帰り下さい。 (こばやし)  2017.3.13公開


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