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#8【読書】最初にハマったファンタジー

#5で少し書きましたが、私はファンタジー小説が大好きです。

そんな私が最初にファンタジー小説にはまったのは、小学校4年生の夏休み、本屋に行ったことがきっかけでした。

我が家は父が公務員だったため転勤が多かったのですが、私が小学校4年生の時に家を建て、そこからは父一人で単身赴任することになりました。

小学校4年生1学期まではA小学校、2学期からはB小学校に通うことになっていた私は、ちょうど狭間の夏休み、近所に遊ぶ友達もおらず暇を持て余していました。

クーラーの効いた部屋に引きこもり毎日母の漫画を読みふけっていた私に見かねたのか、母がある日「本屋に行こう」と誘ってくれました。そして、小説であれば何でも買ってあげると言ってくれたのです。(漫画よりは小説の方がいいと思ったのでしょうか。)

その当時県内で一番大きかった本屋に母と入った私は、本本本、本で埋め尽くされている店内に圧倒されながらも、うろちょろと何か面白そうなものがないか探していました。

当時本は学校の図書館で時々借りるくらいでそれほど頻繁に読んではいなかったのですが、それでも本を読むのは好きだな、という気持ちはありました。

店内をうろちょろすること数分。
私の目にとある本が飛び込んできたのです。それがこちらです。

ご存知の方も多いのではないでしょうか。
荻原規子さんの勾玉三部作第一弾です。
荻原規子さんといえば、ファンタジーや児童文学で有名な作家さん。
その頃勾玉三部作の第三部が出たところだったか(記憶が定かではありませんが)、本屋の一番目立つ場所にどーんと置いていたのです。

この空色勾玉をはじめとする勾玉シリーズは、神話をベースにしたファンタジー作品。

当時すでに神話や歴史の雰囲気が好きだった私は、「これがいい!」とすぐに母に買ってもらい、ほくほくと家に持ち帰ったのを覚えています。

そして私は作品の世界観にどっぷり浸かり、空色勾玉を読み終えた後は薄紅天女、白鳥異伝と次々シリーズを読み漁り、更に他の作家さん、ラノベへと…
ジャンルは限定されていましたが、活字中毒と言えるくらい本にハマりはじめたのです。

私のファンタジー好きはここからはじまりました。

みなさんの『好き』はどこからはじまりましたか?

それでは、また。

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