最近前より少し夫に優しくできている気がする。#181
そろそろ産後5年が経とうとしています。
産後すぐ、夫が育休をとっている間+数ヶ月位は夫との関係も良かったのですが、私の育休が明けた辺りから、夫への当たりがキツくなっているのを自分でも感じていました。
家事育児が自分に偏っていること、子供の保育園関連に夫の関心がないこと、娘の体調不良による仕事の調整は基本私がしていることへの不公平感…
理由を挙げればキリがないですが、徐々に徐々に戦場に自分1人で立っているような気持ちになっていきました。夫は背中を預けられる相手ではなく、後方支援部隊のような立ち位置に…いや、後方からの支援もないかな。
折に触れ夫には不満は伝えてきましたし、具体的な改善案も提案したりしました。夫は都度改善しようと頑張っているものの、私の不満は消えない。
なんでだろう?と自分でも不思議だったのですが、よくよく考えてみると、結局のところ、私の不満の根っこには、色んなことが自分1人にかかっている状況への「不安」があるんだということに気がつきました。
自分が突然死んだらこの家は回らないんじゃないか?そしてその皺寄せは娘に行くんじゃないか?自分しか把握してないことが余りにも多すぎるんじゃないか?
都度夫に共有しても、どこか当事者意識のない夫の中に、その情報は残っていない。改善するとしても、それは私に言われているから。そんな状況だったことから、私の中で不安が増していったんだと思います。
自分の不安に気づいてからは、
という形で、夫との情報共有を始めました。
エンディングノートはまだ少ししか書けていませんが、これが完成する頃には大分不安感も減っているんじゃないかと思っています。
「突然私が死んだら、あなたは全部問題なく進められる?」という私の質問に、すこし夫も背筋が伸びた模様。
また、保育園がらみ、町内会がらみ、子供の習い事がらみ…その他もろもろ、時々夫に完全にお任せの日を作ることにしました。自分がやらないといけないので夫も真剣に私の話を聞いてくれるようになりましたし、そうなってくるとこちらの気持ちも軽くなる。
ちょっとずつちょっとずつお互いの間に置かれた天秤が釣り合ってきているように思います。
いっときは夫と話す気にもなれない時期もありましたが、今は再びよく会話をするようになりましたし、夫の失敗に対して少し寛容になりました(笑)
話し方も以前よりは柔らかになってるんじゃないかなと思います(夫がどう思っているかはわかりませんが)。
そんなこんなで、最近ようやく妊娠出産前の関係に戻りつつあるなと感じています。
昔、「こどものおもちゃ」という漫画で、トゲトゲが生えてきた後、トゲトゲが増えすぎてフサフサになり、最後は丸くなるという描写があったように記憶しているのですが、私もそんな感じで丸くなりつつあるのかもしれません。
それではまた、ごきげんよう。
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