ありがとう、ビルディバイド
【ご挨拶】
どうも、皆様お疲れ様です。
ビルディバイドプレイヤーの遊月(ユヅキ)と申します。普段は関東で遊んでいて、地方に遠征したりするしがないカードゲーマーです。
今回はタイトルにもある通り、色んな人やビルディバイドに感謝を述べつつ、デッキ変遷や出会い、ビルディバイドを遊ぶ中で経験してきた全てのことについて回顧録という形で綴らせていただければと思います。
長いと思いますが、ぜひ最後までお付き合いください。よろしくお願いします。(思い出があやふやな所はあやふやになります)
【1stシーズン〜プレファイナルの思い出〜】
さて、私がこのカードゲームを始めたのは意外にも(?)1stのプレファイナルからでした。その頃の私は普通に大学生をしてまして、カードゲームからは長らく離れていました。それまで、遊戯王やバトスピなどメジャータイトルは触ったことがありましたがそこまで本気でやったことがありませんでした。
私の出身は愛媛県なのですが、帰省を3年半ぶりにしたとき、たまたま同郷の優駿選手からこう誘われたのがきっかけでした。
「カードゲームやらね?」
ほう。ほうほう。まあ、暇つぶしにはちょうどいいか。これぐらいの気持ちでその誘いに私は乗りました。正直、今考えるとこの時はこんなにこのビルディバイドにハマると思ってませんでした。
最初握ったのがメギドラグとサルワスールです。今考えるとよく分からんですね^^
まあ、デカブツと盤面コントロールしこしこ系デッキなので今の私の礎になっているといえば言えるかもしれませんが。
んで、初めてビルディバイドを触った感想なんですけど
「おんもしれぇ〜〜〜〜〜〜!」
でした。冗談抜きに。バスターというギミックやエナジーを触るギミックなど、私にとって初めて触るモノだらけでやり込みがあるなぁと思ったのが最初です。
そして、ある情報を優駿くんから聞きつけました。
「2週間後大会あるよ、最後の」
これが大型大会に出てみようと思った最初のきっかけです。これが無ければ私はビルディバイドに出会ってすらいないし、ハマってなかったかもしれません。優駿くんには感謝です。というわけで次の段階に移ります。イシュタルテとの出会いです。
イシュタルテとの出会い
さて、大会に出ようと思った手前、自分のデッキを作らないといけません。今の自分からは想像できませんが、当時の自分は「好きなので出よう!」と考えるプレイヤーでした。なので、シンプルイズベスト、顔面が1番好みなエースで出ようと思ったのです。そこで出会ったのがイシュタルテでした。
最初、カードショップにこれを探しに行った時、「可愛い!」と思うと同時に「高くね?」とも思いました。それもそのはず、その時は知りませんでしたがイシュタルテは当時の環境デッキでした。そりゃ高いよ。当たり前なんだよなぁ。
ですが、イシュタルテで出ると決めた以上、買わざるを得ません。というわけで居城イシュを組みました。最初、これ何が強いんだろう?と思ってたんですがダイアナスとかいうバカカードを引きまくって勝てばいいと優駿くんに教わってとりあえず大会に望むことにしました。
プレファイナル〜なんか勝っちゃった〜
さて、当日、緊張もそこそこにプレファイナルの会場に着きました。初めてやるカードゲーム、そして初めて出る大会なので誰が強いとか何のテリトリーがいるかとか正直全く分からないんですね。なんで優駿に名前の後ろになんか付いてるヤツらってなんなん?チーム?はぁー。とか言ってました。
そんな私が最初に当たった漢が⬆のワタリくんでした。彼(彼以外も)はかなり優しかったのを覚えています。当時私はクイックを挟むタイミングが分からず、ユニットのプレイタイミングにクイックを当てようとしたり、優先権がないのにクイックを打とうとしたりやりたい放題でした。まあ、初めて2週間でもそれぐらいは理解しろよと今の自分なら思います。その試合でも出てきたアイオラって切り札で消せますか?とか意味不明なことを聴きながらやった記憶があります。ですが、彼は丁寧に説明しながら私に教えてくれました。権利がかかっている大型大会なのに。その時に「ビルディバイドってあったけぇなぁ」と思ったのを今でも覚えています。この経験から、私も初心者の方には優しくしようと今思えているわけです。
んで、結果はというと
勝ちました^^
なんか、勝ちました。面白いですね、人生って。ワタリくんはその時バルバビロンを使っていて、私のユニットがパージされたり、新兵器で4枚ドローされたり、驚くことはいっぱいあったのですが最後、生のライフ3枚をダイアナスで触ったらナディヤとアリアが出て勝てました。運王です。ガハハハハ。
その後、白うさぎさんとカイザル君に負けはしましたが、最終結果としては5-2の22位でプレファイナルを終えることが出来ました。
優駿くんはなんか破壊されてて気まづかったのを覚えています。また、ツクダニさんともここで初めての邂逅を果たすのですが、彼はサルワスールを使って0-4をしていました^^面白いですね^^
1回目のファイナル〜ボロ負け〜
さて、前日に運勝ちを果たし、ファイナルに行けることになった私は「よし!頑張ろう!」とファイナルの会場へと赴きました。
ファイナルの試合が始まり、横で優駿くんが私の応援をしてくれている中、私は初めてビルディバイドというゲームの恐ろしさを味わうことになります。
そう、開放事故です。
今だと感覚が麻痺しているので正直1-2ターン開かなくても少しイライラするだけでそれ以上の感情はありませんが、当時はこの世の終わりのように思えたのを覚えています。しかも1回戦目はミラーで相手先攻の順当着地、勝てるはずありません。横で見ている優駿くんに思わず首を振ったのはいい思い出です。
これが、ビルディバイドかと。自分のミス以外で負けるゲームはかなり刺激的だなぁと思う一方、これで終わりかぁと喪失感を当時覚えました。
ですが、ここで負けてなければこのカードゲームをここまで続けてないような気がします。アタシって負けず嫌いなので、自分のミス以外で負けるのが凄く嫌いなんです。なので、このゲームをちゃんと練習して自分の名前をこれから残してやろう!とここで初めて思いました。ここから、本当の意味で私のビルディバイド人生が始まりました。
ここまでが1stの時までの自分です。今考えると相当の運王でめちゃくちゃ羨ましいんですが、知り合いも優駿くんしか居なくてこれからどうしよう〜の時期でした。なので、ほぼ私ではない、ナニカのような気がします。ですが、この時の私が居なければ今の私も無いわけで。今、成長した自分だからこそ大事にしたいモノのように思えます。初心忘るべからずです。
2ndシーズン〜成長と挫折〜
LEPUSとの出会い
2ndシーズンに入って、まず大きな転機だったのが、現在所属しているチームである「LEPUS」への加入です。実はここだけの話、アタシは最初、優駿くんのオマケみたいな感じでチームに入らせてもらいました。まあ、何にも実績ないですし、ゲームを始めて1、2ヶ月ぐらいしか経ってなかったように思います。まさか、あそこまで当時悪名高いチームとは思ってなかったですけども(全部もとやが悪い)
まあ、何はともあれ、一緒にカードゲームをやる仲間というのが出来たのはこれが初めてで新鮮な気分で新しいビルディバイドシーズンをスタートさせました。
ちなみにもとやに最初出会ったのは公認大会で、本当に高校生だと思ってました。実際、彼は一個上なんですけどね。おかしいですね。
居城からの卒業、ヴァランとの出会い
さて、新しいシーズンを迎えた当初、私が擦っていたのは意外にも「ルナティック・アンティーク」でした。尖りたかったんでしょうね。今思うと本当にカジュアルというか、好き本位でデッキを組んで遊ぶプレイヤーだったと身に染みて感じます。赤黒、青黒、etc…色々組みました。でも何か弱くて辞めたのを覚えています。
すぐに大阪大会があり、これが人生初のカードゲームでの遠征、そして6-1といった良い成績を残した初めての大会でした。使用したのはドロマー居城。
びねつさんとがっつり喋ったのが多分この時初めてなんですけど、6-1でハイタッチして上がった!って言ってたらオポメント落ちしました。許せません😡
さて、大会の熱も冷めやらぬ中、私はこの頃からランキングを走り始めました。大学生の特権です。
この頃から徐々に相棒と呼べる存在が出来てきました。それが「ヴァラン」です。
このnoteとかバカ懐かしいですね。今みると拙いですが、それでも一生懸命書こうという意識が見えて、なんだが感慨深くなってしまいます。
つか、6-1はさすがに敗北者ではないな。おもろ。
ヴァランにはいい思い出、悪い思い出両方が多くあります。それだけ使っていたってことですね。
ここら辺から交流が増えていって次第に色んな人と知り合いになった気がします。
チラデカ杯
関東大会前、とあるCSを開催しました。それがチラデカ杯です。
⬆のマジデカことジョニーさんと大会を開かせて貰ったのです。今思えばこの辺りからチーム「フォークロ」との付き合いも始まったような気がします。
初めての大会運営でかなり緊張はしましたが、この大会でパレードバルバビロンとかいうクソガイジデッキが出回ったせいで東京大会は血の海に染まりました。(大嘘)
東京大会〜パレバビ最高!〜
パレバビ!パレバビ!パレバビ!
結果は5-2です。雑魚です。消えます。
くら助って人に負けました。今でも忘れません。墓地のカウントミスって負けたなんて、恥ずかしくて言えません。
というわけで記憶から消します。
東北大会〜フォークロとの出会い〜
東北大会行こうかな〜どうしよっかな〜と思っていたらある人に声を掛けてもらいました。
それがチーム「フォークロ」のよんさんです。車に乗っけてくれると、いうことでありがたーくついて行きました。
ただ、私たちの間にあるのはギブアンドテイクの関係で、デッキを渡したり、情報を集めたりと色々やりました。
その結果、青門だったり、リコリコだったり、イグドラなんかも生まれて、良いシナジーが出来ていたと思います。
ぐちくん、うさぎさん、ウッスー、どの面子も強く、私を1人のビルディバイドプレイヤーとして強くしてくれる環境でした。今はただただ感謝です。
ということで続いては名古屋大会です。
名古屋大会〜青白リコリコ〜
⬆はだいぶ後に書いたものですが、2ndの名古屋大会も青白リコリコで出ました。ここからアタシは青白とかいうきな臭い色のデッキを好むようになった気がします。あと逆張り精神ですね。ここで培われました。
今もそうですが、やっぱゲームは逆張って強いのを倒しにいくのが1番面白いです。強いデッキを順当に強く使うことを信条にするプレイヤーをダメとは言いません。それもカードゲームを愛するひとつの形だと思います。ですが、オリジナルデッキで配信を湧かす、この感覚は一生モノです。誰かに刺されば、記憶に残ってくれればそれ以上に嬉しいことはありません。
その点において、青白リコリコは私の象徴的なひと振りでした。ありがとう、リコリス・リコイル。
名古屋SG
名古屋SGはヴァランで出ました。なんか、決勝行ったんですけど、対面の人にビルディバイン▶ビルディバイン▶イシュタルテとかいう黄金卍ムーブされて負けました。許せません😡😡😡😡😡
記憶から消します😡😡😡😡😡
2ndファイナル〜2度の開放事故〜
2ndのファイナルからファイナル予選なるものが新設され、私も参加しました。
初戦は前日にヴァランミラーの知見を交換したカップ=ヤキソバさんと当たり、気合いで勝つことが出来ました。
が、しかしです。そう上手くいかないのが、人生。そしてビルディバイドです。
2回戦目、TCGカフェスターダスト勢のノブさんと当たり、こちらもヴァランミラーになりました。当時、相当ヴァランミラーに関しては知見があったのでラッキー!と思ってました。
開放できませんでした。
なんでぇ?????しかもこの後、不利対面のコレットとサイマル(開放事故)で負けです。最高にビルディバイドしてます。アタシって本当に対面運がないんですよ。なんでなんですかね????
1日目であえなく敗れ、2日目には行けませんでした。ですが、優駿くんと同じチームの幸村くんに私のデッキ2つを託して、ベ8と4位になってくれたので本当によかったです。つまり、俺は4位😡😡😡😡
余談ですが、初めてやったブライトの個人戦で3位(決勝負け)でした。草。
ここで、私のビルディバイドライフは本当だったら終わるつもりでした。まあ、色々あったんで()
が、しかし、これまた色々あったのと()不完全燃焼で終わるのも何かなぁということで3rdシーズンが最後と決めて次のシーズンへと臨むことになりました。
3rdシーズン〜イグドラとの出会い〜
3rdシーズンが最も濃く、アタシが最も強くいられたシーズンです。書くことが多くなりそうなので、ざっくりシーズンの前半/後半に分けて書いてみようかなと思います。
3rd前半 カミーリア環境/イグドラ全盛期
世はまさに大カミーリア時代!カミーリアに勝てないデッキは紙束!のような時代でした。この環境に辟易していた人もかなり居たと思います。
かくいうアタシもその1人で「カミーリア使いたくねぇなぁ〜なんかないかな〜」と思ってました。
そこで出てきたのがイグドラです。当時、使用者は極わずか、あっても今の形ではないものしかなく、どちらかというと有象無象のデッキの1つだったのを覚えています。
初めて使ったのが3rd東北大会からだったのですが、当時の環境はカミーリアorマルガレータとコントロールVS押し付けの極致がひしめき合うキモイ環境だったのを覚えています。あと、接続血晶がまだ生きていたのでかなり難しい環境でした。
イグドラは最初、50の束で「これ強いかなぁ?」ぐらいの感覚でフォークロとの調整に持ち込んだ記憶があります。
んで、中途半端なことをしても勝てないし!ってことで全体レストを8枚ぶち込んでいったんですね。自分の盾を信じられないアタシからするとだいぶ暴挙ですが、これを書いている現在と比べてだいぶ後ろ向き環境だったのでこの作戦は上手くハマり、結果として3位をとることができました。初めての入賞です。何より嬉しかったのを今でも覚えています。
満を持して福岡です。ついてました。勝てるヤツのツキというか、福岡はなんか負ける気がしませんでした。そういうのってあります。
ということで優勝できました。ここでようやく、1stの時に立てた目標である「名を残す」が達成できたのです。本当によかった。マジで。しかも大好きなイグドラで。
3rd後半 カタリナ襲来
コイツだけは許せません。先にカタリナ好きな人に謝っときます。コイツだけはホントにやることエゲツナイし、マジで好きになれませんでした。
何をとち狂ったのかコイツで北海道出たんですけどね。結果は1-4です。愛がないからね。😡😡😡😡😡
まあ、冗談はおいておいて、3rdの後半はいつもコイツが頭の片隅にいるいやーなシーズンでした。勝てないんですよイグドラだと。
なので私は青黒の伝道師として、カミーリアを握り、コイツを破壊することに尽力しました。フォークロCSもこいつを3回破壊して優勝しました。カミーリアで。
カミーリア強いいいいいい
ふぅ。落ち着きました。正直、3rd後半に関してはファイナルのことを考えてデッキ作ってたのであまり記憶にありません。環境を触る、あまり楽しく無い作業でした。
あ、なんかカタリナ避けてSG優勝とかもしましたね。ラッキーボーイです。
⬆のコイツはカリン3枚出してきましたけど破壊してやりました。ガハハハハ。
3rdファイナル
3rdのファイナルで1番よかったのは海原雄山という名前で配信で、ミサイル出来たことです。以上。
結果は32位!!!!バーカバーカ!
Bo3の1戦目なーーーんもしてない^^
なんかライフ捲ってたら負けました。ガハハハハ。
ふぅ、落ち着きました(2回目)
ま、そういう星の下に生まれたんでしょう。仕方ないです。無理なもんは無理なので。
まとめ
んで、これで引退かぁ〜って思ってました。後味悪いですけど、これも1つの形なので。
そしたらですよ?先にゲームが終わる!そんなぁ!
は????????
今、体調ものすごく悪いんですけど、もしかしなくてもかなりショックです。1人のカードゲーマーとして。1人のビルディバイドのファンとして。これほど喪失感を感じるとは思いませんでした。
これほど、熱を感じて、心血を注いだのは後にも先にもビルディバイドだけだったように思えます。
ビルディバイドは私の、そしてこれを読んでくれている皆さんの青春です。
私が、皆さんが、覚えている限り永遠に続きます。そもそも休止なんで、私たちが応援すれば新しく出るかもしれません。この楽しい記憶を失わないように、熱を絶やさないように、せめて私たちプレイヤーはビルディバイドのことを応援し続けましょう。
以上、ありがとうビルディバイド。
おまけ
感謝コーナーです。手短に知り合いに対してなので読み飛ばしてくれて構いません。読みたい人は読んでください。
と思ったんですけど、長くなりそうなんで
みんな!ありがとうございました!またどこかであいましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?