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人類最速ルナティック・アンティーク研究レポートその1 黒単編


世界中のビルディバイドプレイヤーの皆様こんにちは。お初にお目にかかります、遊月(ゆづき)と申します。以後お見知りおきを。さて、ビルディバイドブライトが発表されて少々既存プレイヤーの間では波紋を呼ぶものとなっていましたが、無印プレイヤーとしてはやはり無印の研究をすべきだということで7弾発売前に新テリトリーである「ルナティック・アンティーク」の考察をしています。え?なぜこれを選んだかって?可愛いは正義だからです。それ以上でもそれ以下でもありません。ということで早速やって行きましょう!

1.テリトリー情報

まず、ルナティック・アンティークの情報からおさらいしていきましょう。

ルナティック

解放コスト5 色:黒 七大罪嫉妬 〔起動:ノーマル黒①}あなたの山札を上から一枚ずつ、💀(バスター)が出るまで墓地に置く。あなたの墓地の、この効果で墓地に置いた枚数と同じ総コストのユニットカードを一枚まで登場させる。この能力は各ターン一回まで起動できる。

,,,うん。って感じのテリトリー能力です。正直に言って、私はなぜここまでこのテリトリーの考察を狂ったようにしているのか自分でも分からなくなるぐらいの性能だと思います。何でも踏み倒せる反面、ジャストコストでないと墓地から出てこないのでかなり運ゲーです。また、このガチャガチャを外したとしても多くのカードを墓地に送ることが出来たときはいいんですが、一枚目に💀が見えた場合、大体何も出せません。1コスト払ってデッキトップを落としただけの人になります。以上のようにかなりピーキーな能力なのでこれをまともに使うには意識しなければならないことが2つあります。

①コストを散らす②デッキ圧縮の2つです。大体のプレイヤーはここに行き着くと思うし、実際私も見た瞬間からこの2点をどうカバーするかを考えてデッキを考察してきました。ここまではいいとして、ここから問題があります。皆さん、これ色は何で組みますか?私の答えとしては今のところ黒単なのですが、黒青、黒赤、黒白、黒白赤、黒白青、黒赤青のパターン分岐は人によってあると思います。青はスカウト(デッキトップ複数枚チラ見する効果)があったり単純なドローカードが多かったりとデッキ圧縮には持って来いです。また、ショット枠をあまり考えなくていいのも青を混ぜる強みになります。赤を使う場合はマジでデカいユニット達、通称マジデカをいっぱい立てられます。また、バドラトス、グラナディガを採用できるので着地させた後、盤面が残りやすいのがメリットになります。白は痛み分けが優秀すぎて言うことないです。私は多分ジャッチメントと組み合わせるつもりなので期待しておいてください。変なデッキをお見せしましょう。さて、各色に混ぜるメリットがあるのですが黒単を推す理由はずばり”安定感”にあります。ということでここからは黒単の細かい考察をしていきます。

2.黒単ルナティックのメリットとデメリット

黒単で実際に構築した私のデッキをまず紹介させていただきます。但し、現状見えているカードプールで構築したものなので新しいカードが来たらまたnote書きます。では、こちらが構築になります。

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42枚になっていますがここに新Wエースの狂乱の双子スピカ・デクストラと狂騒の双子スピカ・アリステラが入って50枚の構築となります。ユニットカードが30枚、コマンドカードが20枚の構成です。

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基本的な動きを解説すると、最初のターンは3コストのヘビィーアームド・プロウラーの登場時効果でデッキトップを4枚見て落としたいカード、主にライゾームやカースド・ドール、エリーザなどを落とします。ここで気を付けるのは最初に見えている💀の枚数です。見えている💀が多い場合は当然ですがテリトリー効果を使うためにデッキに💀を温存しなければなりません。逆に全く見えてないときは強い💀を落としましょう。プロウラーがないときは真アサシンを立てて嫌がらせをしたり、キャスケット・メイソンを立てて次のデッキトップを確認する動きになります。次ターン、4エナジーあるときはアンビション・イーターが立てられるのであれば立てる、複数枚エースを持っているなら立てるなどをします。あえてノーガードエンドでクイックコマンドを構えつつ、墓地の調整目的でライフで受けてもここは大丈夫です。3ターン目、5エナジーあるときは分岐で状況によっては解放せずにデコイを立てるなどしてもいいかもしれません。この場合次ターン開放、1エナジー余っているのでテリトリー効果までという流れが出来ます。但し、スピカ・デクストラで解放するときは別で、アタック時に相手の3000以下のユニットを取りつつライフにアタックできるのでわりと2面どりすることが来ます。なのでデクストラは最速開放を目指すことが多いです。返しのターンで破壊されたとしてもどうせ戻ってきます。

次に開放してからの話をします。基本的に黒単では6-7エナジーでエナジー貯めるのを辞めます。理由としては手札がカツカツになりやすいのとテリトリー効果で踏み倒せることにあります。手札から出したいユニットはエリーザがメインとなるのでルナティック・アンティークのコスト①+彼女を出すためのコスト⑥合計⑦ということです。効果を使って優先的に出したいのは以下のカードです。

カースド・ドール/”ブラックナイト”ライゾーム/”デッドルーク”リヴァワート

この3種のカードを立てつつ横にエリーザ、双子を並べて盤面除去→ライフを殴るのが理想となります。基本的にデコイの大型ユニットを採用している点はこのデッキがティルイーザやダグラークと違い、横展開を多くはしないこと、そして中盤からマジデカを出せる可能性があるということにあります。中盤で相手ユニットのスタッツを優に超えることができるのでデコイで止めつつ返しのターンさらに展開という流れになります。カースド・ドールとリヴァワートは除去効果が優秀かつコストの面から採用を決めました。

次にコマンドカードです。ショット枠は汎用カードを雑に詰めました。相手の盤面を除去できるものを優先的に入れたいので呪術師の謀略とルーレットは入れ替え対象です。このデッキは簡単に墓地が10枚以上になるのでバーニング・トーナメントは採用得だと思います。後は切札です。正直ここは今後変わることはないと思います。だって強いんだもん。ショット以外は邪悪な取引、ヴォ―タクル商店、返り咲く野望の3種6枚の墓地回収札、そして保険枠として一夜の悪夢を入れています。墓地回収札は個人の好みだとは思うのですが個人的には3種の枚数を変える、もしくは2コストの次元の窓を採用するのもありです。今書いていていいなと思ったので家帰ったら採用します。一夜の悪夢は別のつよつよカード、それこそ次元の窓やブリリアント・ダウンフォールを対ティルイーザや赤青黒ライオネルなどに対する捲り札として採用してもいいかもしれません。

3.あとがき

いかがだったでしょうか。まだまだ競技プレイヤーとしての歴が短いので拙い部分があるとは思いますが、私の考えを届けられたら幸いです。次回は黒赤ルナティック・アンティークの考察をしていきたいと思うので、皆様よろしくお願いいたします。双子好きな人は是非一緒にデッキ考察しましょう。それではまた。ここまでお読みいただきありがとうございました。


※新カードの画像は公式のTwitterから参照しています。

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