新種発見たまごっちをレビュー



発売当初は社会現象にもなった



○ゲーム情報

  • ゲームハード 携帯ゲーム機

  • 値段 1980円。2017年発売の復刻版は2916円

  • ジャンル 育成

○ゲームの登場

  • 卵 絶縁シートを引き抜く、お墓画面からリセットすると一番最初に現れる姿。5分程度待つとしろベビっちが登場し、育成スタートになる

  • しろベビっち 卵が孵化した1番最初の姿。兎に角呼び出しまくって手がかかる。食事や遊びなどにこまめにすること。夜は早く寝る。現実の赤ちゃん同様に手が掛かる。数時間でとんまるっちになる

  • とんまるっち しろベビっちが進化したベビっち。しろベビ程では無いがそこそこ呼び出す。ここで目を離さず、躾ケージをMAXにしたかしなかったかで姿が分岐する

  • とんがりっち とんまるっちの時に躾ゲージをMAXにしていると進化するこどもっち。ここまで来ると呼び出しも減ってくるが放置してると・・・

  • はしたまっち とんまるっちの時に躾ゲージをMAXしなかった時に進化するこどもっち。とんがりっち同様に呼び出し頻度も減るが、本人の姿同様に嘴があるものにしか進化することは出来ない

  • みみっち とんがりっちで世話を怠けることなく、完璧に世話をするとこの姿に進化。アダルトまで来ると呼び出しも更に減り、手がかからなくなる。

  • ポチっち とんがりっちをみみっちほどでは無いが、そこそこ世話してれば進化

  • ズキっち とんがりっちになったからと怠け気味になると進化。しかし、ある程度生存させると・・・?

  • はしぞーっち はしたまっちを真面目に育てると進化

  • たこっち はしたまっちをそこそこ世話すれば進化

  • くさっち はしたまっちにもなり、常に世話を怠けていると進化。今まで怠けていたツケなのか、他のアダルトっちに比べると病気になりやすく、他のアダルトに比べると呼び出しがやや多く、手がかかる

  • せきとりっち とあるアダルトを特定期間生存させると進化する隠しキャラ

  • 今回はミカチューやばんぞー博士は登場しない。彼らはゲーム版のキャラクター

○ゲームの流れ

絶縁シートを引き抜くと卵が現れるので5分待つとしろベビっちが現れるので、世話をする。寿命は大体だが2週間程度。
○世話の一覧

  • 食事 ご飯とお菓子がある。お菓子はお腹はいっぱいにならないが、ゲームしなくてもご機嫌が上がる。ただ、病気になるリスクが高くなるため、乱発しないこと

  • 電気 夜就寝したら消す。たまごっちよりけりだが、ベビっち、こどもっち、良い子に育ったアダルトっちは早い模様。怠けて育てたアダルトっちほど夜更かしする傾向がある。

  • ゲーム 数字でドンで遊ぶ。あとから右上に出る数字が、左上の数字より大きいと思ったら右、小さいと思ったら左を押す。3回以上勝つとご機嫌が上がる。

  • 治療 病気になった時に使う。何度かアイコンを押して治療する。放置すると死ぬ危険も

  • 流す たまごっちは定期的にうんこをし、最大8つになる。放置すると病気になり、早死にの原因になる

  • ステータス たまごっちの年齢、重さ(最大99で増えすぎると病気の元。食事でご飯だと+1、お菓子だと+2、ゲームすると-1)、お腹やご機嫌、躾もここで見ることが出来る

  • 躾 健康体でお腹ゲージが満タンでないのに食事を拒否する、ゲージに問わず、健康体でゲームを拒否する時に使うゲージで躾が上がる。これが進化に影響する

  • 呼び出し お腹が減ったり、不機嫌、病気だとピーピー鳴って、呼び出す。両端のボタンを押すとマナーモードになり、呼び出し音も鳴らなくなるので定期的に見る必要がある。マナーモード中でも瀕死時はお構いなく、ピーと鳴るので、マナーモードって一体何なのと思っちゃうが。

2週間程度すると寿命を迎え、病気画面になり、ピーとマナーモードお構い無しに鳴り、何もコマンドが効かなくなるため、手の施しようがなく、お墓画面になり、卵に戻るサイクル。
登場人物紹介でやった通りにならないこともあるので悪しからず。

○個人的評価

評価S(最高)→A→B→C→D→E(最低)

  • ストーリーはなし

  • グラフィック(当時基準)A

  •  難易度やゲームバランス C

  • 操作性 B

  • 世界観 B

  • BGM なし。SEのみ

  • ゲームの面白さ B

  • やり込み要素 B

  • 総合評価 B

  • 適正価格 1300円(クソゲーという訳では無いが、所詮は小さな携帯ゲームなので)

○良い点

  • 物件や仕事などの事情でリアルにペットが飼えない家庭でも飼える

  • お世話して、どんな姿に進化するか楽しみがある

  • たまごっちのグラフィックや動きはドットで限定されながらも当時でもそこそこ上手くできており、可愛らしい

  • たまごっちの平和な世界観もほとんど出来上がっている

  • 操作感も3つのボタンを動かすだけでコマンドが動き、真ん中で決定なので、操作感が簡単

  • どんな姿のたまごっちを見れるか楽しみで周回してしまう

  • 育てていると愛着が持てる

  • 隠し要素もあるので、当時はそれにどうさせるのかみんなで話し合っていた。当時の携帯ゲームにしては奥が深い

×悪い点

  • このゲームの最大の問題点だが、リアルタイムなので、リアル生活に直結する。したくない時でもしなくてはいけなくなる。夜は寝ていて問題ないが、昼はリアルの生活があり、学校に持ち込むと先生に見つかると職員室に呼び出し、帰るまで取り上げなので、親に預かってもらうのが定番。親が忙しいと帰ってきた時に死んでたなんてことも。大人でも仕事中は見れないし、手のかかる赤ちゃんだと世話なんてしていられない

  • 画面やボタンが小さく、子供なら良いが、手の大きい大人は操作しにくいし、老眼があると見辛い

  • 食事と一種類しかないゲームなので単調で飽きやすい

  • 図鑑などもないため、一度亡くなると生きた痕跡などを見ることが出来ない

  • 前述の通り、瀕死になると悲しくなるが、マナーモードお構い無しにピーと鳴るので、結構うるさい。

○総評

当時は学生は何がなんでも買うと爆発的にヒットしたアイテムで、私と親と一緒におもちゃ屋を何軒も回って、ショッピングモールやメジャーなおもちゃ屋は既に売り切れ、親にここで諦めねと言われて、入った商店街のおもちゃ屋にあったのをやっと購入できた思い出。田舎だから買えて、都会なら犯罪までして買った輩がいるとか。
そこまでして欲しい逸品なのかと思えてしまうが。
私はプレイ当時は小学生だったので、学校には持っていけず、親に預かってもらってたのだが、親も忙しいのか、画面がウンコまみれになっていたり、病気になるなんてよくある事なので、たまごっちのために寄り道せず、まっすぐ帰るようになった。
学校では体操袋の中にたまごっちを隠しながらやってる輩もいた。そうするとみんな親に預けてるからお前だけずるいと密告する輩もいた。
それくらい社会現象になっていたゲームだったが、ポケモンなどリアルに干渉しないゲームが出たらプツリとみんなそちらに行った。
ただ、たまごっちは開発スタッフは出せば売れる的に殿様商売始めたら、PSのようなクソゲー出したり、たまごっちが売れなくなってガチャの景品になってしまい、存続さえ危ぶまれてしまった。
私がやったたまごっちゲームで参考程度に↓↓↓
クソゲのほう

神ゲーの方


○次回予告

私が何故、ソシャゲを一切やらない理由を書きます。



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