知行合一
自分の知識と行動は合致する、のような意味だったと記憶しています。この言葉に結構苦しめられたものです。今も時々苦しめられます。なのでこいつを分析してみようと思った次第です。
まずは例を考えてみます。「テストがあるとわかっていながら勉強しない」を考えてみましょう。「テストがある」とわかっている、そこで良い成績を取らなければいけない、これが「知」。では「行」はテストのため勉強をすることでしょうか。皆さんにもこのような経験がありますか?
やるべきことは勉強です。しかし、それが難しいわけです。面倒で掃除を始めたりするわけです。勉強をするという「行」がなされないとすると間違っているのは「知」の方でしょうか。
考えてみれば、自分の趣味に没頭したいという「知」も確かにあるのです。よって、「知」はひとつに限定されないと言えます。テストで悪い点をとるなどの失敗をして反省することで、その「知」のバランスが傾き、だんだんと優先順位が変わってくると思います。
「このくらいやらなきゃいけないだろうな」ではなく「できるだけやろう」くらいがちょうどいいのかしら。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?