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研究計画書 【テンプレート】

▶︎研究計画書とは、研究のアウトラインを詳細に具体的に述べるもの

最後のステップは新しいベンチャーの計画についての交渉である。
これは三カ月かけて行うが、ヤマ場となるのは「一ページの企画書」を含む全三〇ページの事業計画書を作成するときだ。
一ページの企画書には、体系的なフ-ォーマットに沿って、ベンチャーの損益計画、キャッシュフロー、投資要件、優先株や普通株の価格、市場価値、最初の四年間の株主構成が要約されている。
【両利きの経営】より引用

以上は、サイプレス・セミコンダクターという会社が新規事業を立ち上げるときの手続きの一部を描写したものだ。
「1ページの企画書」という、事業のエッセンスがギュッと濃縮された資料に連なる、具体的な事業計画書という形で構成されている。

研究計画書は、これに似ている。
「研究のアウトライン」という、研究のエッセンスが濃縮された1枚の資料に連なる、具体的で詳細な計画書こそ、研究計画書である。

▶︎具体的なテンプレートの共有_2021年8月2日ver.

▶︎研究課題名
▶︎研究の実施体制
 ・研究グループメンバー;氏名と役割
 ・研究事務局とその連絡先
▶︎研究の分類
 ・研究形態
 ・新規試料 or 既存試料
 ・介入有無
 ・侵襲有無
▶︎研究実施期間
▶︎研究実施場所
▶︎研究目的および意義
▶︎研究の方法
▶︎研究対象者の選定方針
▶︎研究の科学的合理性の根拠
 ・目標症例数及びその設定根拠
 ・統計解析や評価の方法
▶︎インフォームドコンセント・インフォームドアセントを受ける手続き
▶︎試料・情報の採取、保管および廃棄の方法について
▶︎個人情報の取り扱いについて
▶︎研究対象者への負担や予測されるリスクおよび利益、リスクを最小化する方法について:個人への利益・個人への不利益及び危険性
▶︎研究の資金源や利益相反に関する事項について
▶︎研究に関する情報公開の方法について
▶︎研究対象者からの相談への対応法について
▶︎研究対象者への経済的負担または謝礼の有無とその内容について
▶︎重篤な有害事象や健康被害が発生した際の対応について:①対応方法、②補償の有無