見出し画像

魅惑のコールドプレスジュース

私は、普段から野菜は食べている自負はあって、お鍋大好き、野菜炒め良し、サラダも最高。
でも野菜のビタミンって、加熱するとやっぱり摂れないんじゃないかとずっと疑問だったし、生で食べられる量には限界がある。

スープにすれば、溶け出したビタミンも汁ごと摂れるという理屈は、微妙にアテにならないと感じていた。
さっと炒めれば大丈夫、というのも抽象的。

足りないビタミンやミネラルを何で補うか。
私はサプリメント派だった。最新バイオ技術を駆使したマルチビタミンからオーガニック、ドクターズまで、一通り試してみた。
でも、目に見えての良い実感はなかった。

やはり生で食べるしかない。でもそんなに食べられないっしょ!うーむ!と堂々巡りしていたところへ知ったのが、そうコールドプレスジュース。

専用ジューサーの価格はピンからキリまであり、私は真ん中ぐらいのスペックと価格のものを選んだ。
ミキサーのようなシンプルな仕組みではなく、複数パーツをあれこれ組み立ててセットしてからジュースを作るのが専用ジューサーの特徴。
なのでレビューを見てみると「組み立てが面倒」「後片付けやお手入れが面倒」まぁ口を開けば見事に面倒面倒と…ネガティブなレビューが散見された。

「ジュースはかなり美味しいです!」も、本当かな…と思いつつ、サプリメントで実感がなかった私には、もうコイツしかないと思い、ソイツが我が家へやって来た。

どの野菜を使うかは予めある程度決めていて、とにかく緑黄色野菜を積極的に摂りたかった。
人参、小松菜、パプリカ、オレンジ。先ずはシンプルに。
因みにミキサーで作ったジュースとの違いは、ジュースを作る際に摩擦熱が発生するかしないか。
食物繊維を刻んでしまうか否か。
コールドプレスジュースのジューサーは、ジュースだけが出てくる口と、野菜の搾りカスが出てくる口とに別れているので、さらっさらのジュースが飲める。
搾りカスは結構パサパサぽろぽろしているので、ジューサーを使い終えたら早めに洗わねば、パーツにへばり付いてなかなか厄介。
なおこの搾りカスは、食物繊維という栄養価値しか残っていないという説もあり、量も想像以上に出るので、割り切って捨てているという人も一部居る。
カスはカスなりに利用できるので、私はもれなく調理して使い切っている。

で、肝心の味について。
私がもともと野菜好き、野菜贔屓だったのは大きいかも。率直に美味い。
もっとクセがあったり苦いのかと想像したけれど、全然飲める。
小松菜や青梗菜などの葉物に、人参を足せば甘味がプラスされる。パプリカもとても甘く香りも良い。そこへ更に柑橘系を足せば、野菜臭さなど全く気にならずグビグビ飲める。りんごを加えたら、背徳感がハンパなくなるほど甘い。
味を占めるとは、まさにこの事。
春菊にルッコラ、三つ葉、パセリ、大葉や生姜など、メイン野菜に少し足すと更に美味くなり、それぞれの野菜の味がちゃんとして更に嬉しい。この感覚は、もともと野菜好きならではかも知れない。

なのでもし野菜嫌いな人なら、果物をメインにすると良いと思う。
果物メインの搾りカスには、ヨーグルトを混ぜてデザート感覚でぺろっと食べ切ると、無駄もなく良い。

マッチョが大好きなブロッコリーも、何と生で!一個まるまるジュースにできる。

ジュースを搾り終わった後のお手入れとして、私は基本的に水洗いのみ。わざわざ洗剤で洗う理由がないから。確かに、時間はそこそこ取る。本体内部に留まったままのカスも余さず摂りたいので、何やかんや時間が経っている。
面倒と言えば面倒、でもこんなにいろいろ野菜と果物のビタミン・ミネラルあと酵素がそのまま摂れるなんて。しかも美味しいなら、続けない理由がない。

コールドプレスジュースを飲み始めて、肌がものすごく黄色くなった。身体中にβカロテンが満ち溢れている(笑)
ファンデの色も変えた。肌や髪にツヤが出てきた。
あと、口内炎が直ぐ治るようになった。
お腹を壊す頻度が減った。腸内環境が良くなったからだと思う。

コールドプレスジュースは、取り寄せでも購入できるけれど、自分で選んで自分で洗った野菜を使って、作り立てを飲めるのが良いと思う。何が入っていて、どういう状態で摂るのか、折角なら私は少しこだわりたい。

コールドプレスジュースを飲み始めて、もう直ぐ一年。
もう、サプリメントは飲まなくて良いかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?