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たくさん感謝しよう!

日々の生活で、「当たり前」が多くなると「感謝」が減っていくようです。
小さな感謝にどれだけ気づくことができるか。
「幸せ感性力」を磨くために、とても大切なことだと考えています。

ポジティブ心理学の分野では「感謝の手紙」による幸福感が実験によって証明されています。
もちろん感謝する相手の人に直接渡して読んでもらうのが効果が大きいのですが、渡したり投函しなくても、書くだけで効果があるようです。その効果は数週間後にはなくなるのですが、ちょくちょく「感謝の手紙」を書くことで効果が持続するでしょう。
また脳科学的には、人に感謝することで「幸せホルモン」と言われる脳内物質「オキシトシン」の分泌が活発になるようです。
それにより、自律神経が整えられ、免疫力が高まり、ストレスが減り、脳の疲労が回復し記憶力も向上するそうです。

僕は、しばしば夕焼けや、草花や昆虫などの大自然の美しさや素晴らしさに感動し「ありがたいなぁ」と、その偉大さに自然と感謝があふれることがあります。
筑波大学名誉教授で日本における遺伝子研究の第一人者である村上和雄さんの言うところの、サムシング・グレートに対する感謝です。
上智大学名誉教授の渡辺昇一さんは「小恍惚を人生のいたるところで見出し得る人は、幸いな人であり、生きがいのある人生を送っている人と言って良いと思います」と言っていますが、僕が体験しているサムシング・グレートに対する感動や感謝は、そういった小恍惚の事なんだろうと考えています。

そして、とても大切に考えているのは、何よりも自分自身への感謝です。
生まれてから、今この瞬間まで常に一緒に居てくれた存在。
それは自分自身です。
嬉しい時には一緒に喜び、どんな辛い時も一緒に居てくれました。
そんな自分自身に感謝を伝えてあげて欲しいのです。
ある学説によると、健康な人でも一日に5000個のガン細胞が生まれるそうです。
しかし免疫細胞がしっかりと働いてくれて、それらのガン細胞を退治してくれます。
毎日を「当たり前」に過ごすと言うことは、そういうことだと思います。
感謝ですよね。
「生きている」,,,それは、けっして「当たり前」のことではないと思います。
ましてや目が見え、両手が使える。
どれだけ、奇跡的で有難いことか。
そんなことを感じながら、毎日を過ごしています。

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