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非モテ系インフルエンサー

Kさん(仮名・30代)は2015年頃に始めたInstagramで突然人気者になり、Twitterに進出したり、YouTubeチャンネルを始めたりと、ソーシャルメディアインフルエンサーとして活動を拡げました。
フォロワー数1万程度の頃から、異性からの「お誘い」メッセージが届いていましたが、詐欺のようなものだろうと警戒しており、放置しました。
数年後フォロワー数5万を超えた頃、顔出しで活動する相互フォローの異性から「お誘い」メッセージが複数届き、怪しいのを承知で会ってみるかと出向きました。
ところが予想に反して「大当たり」で、相手は単に有名人のKさんと体の関係を持ちたいだけで、なおかつ後腐れのないお付き合いを希望していたそうです。
同じような人は数人現れ、いずれも重たい関係にはならず、Kさんはしばらく美味しい思いを続けることができたのです。
ですがKさんのInstagramはいわゆる「ぼっち飯」や「おひとり様遊び」がメインで、TwitterもYouTubeも「楽しい非モテアピール」がメインだったので、そこに少しずつ混ざり始めたモテ感のあるツイートやデート匂わせ写真のせいかフォロワー数も激減、インフルエンサーとしての地位は続きませんでした。YouTube動画が面白くなかったという声もあるようですが。

ネットで人を騙して金を稼ごうという人って、まず弱味を隠すわけです。
でも人にアピールするには弱味を見せた方がいい。いい人感を醸し出したりできますから。
非モテ系インフルエンサーだと、初めから成立してる場合が多いんですよ。

なぜか?

モテる人が非モテを名乗ってるからです。
または成功する過程でモテる場合が多いんです。

というか「人気者になる」というのはそういうことです。
性愛込みでの「人気」なんです。

言動がおかしくてオモチャ扱いされている発達障害丸出しのYouTuberですら、そういうチャンスが目の前にゴロゴロ転がってる状態になりました。本人がモノにできるかは別問題ですが。

もちろん人気に惹かれて寄ってくる異性を完全にシャットアウトするインフルエンサーも数多くいるでしょう。
それ自体はとても容易なことです。無視すればいいだけですから。
ですが、特に男性の場合、寄ってくる異性を跳ね除ける強い意志を持つ人ばかりではありません。
僕だって独身だったらホイホイ誘いに乗ってしまいます。


では非モテ系インフルエンサーは信用しない方がいいのか?

僕としては「そっすね」という答えしかありません。
というか、友達でもない人の、しかもネット上の人格から発信された情報を鵜呑みにするのはアウトでしょう?
令和ですよ。アップデートしてください。

ではご唱和ください。
「非モテ系インフルエンサーはたくさんエッチしてる」

今月も皆様のサポートのおかげで生活保護申請せずにすみました。心より御礼申し上げます。