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ろうせฅ^˶•̀д•́˶^ฅ
2023年8月31日 23:25
うるさいなぁ。もう全部吸い込まれればいいのに───。「・・・」誰もいない部屋の中。『学校には行くんだよ〜』言ったからには、行かないと。「あ"ぁ〜やだな〜」そう言いながら瑠衣はスカートを取った。「・・・え」まさか隣の席の子が少年だとは思わなかった。意外な出会いがあるもんだ。「もういいや!!改めましてよろしく、"日向凪"くん」そう言うと、戸惑ったように凪は返
2023年8月30日 22:46
「いや〜まさか同じ学校でしかも同じクラスだとは思わなかったなぁ」「俺もです」帰り道。俺は海、いや瑠衣と一緒に帰っていた。「あ、そうだ」「?」瑠衣の鞄の中から出てきたのは、「これ面白かったよ」この前凪が貸した本だった。「あ、ありがとうございます」「www あのさ、同級生ってわかったことだし、タメでいいよ?w」「いや、なんか、抜けないしこれでいいです
2023年8月29日 22:46
5限終わりのチャイムが鳴る。「トイレ行こうぜ〜」「ちょっと飲み物買ってくる!」各々に過ごす休み時間。することもなく外を眺めていると、教室のドアが開いた。そいつは俺の方へとやってくる。何かと視線を向けると、「・・・は?」学生服を着た海がいた。あちらも驚いたようにこっちを見ている。「え、え?」「あ、あの、どうしてここに」「それはこっちのセリフ」まさか。
2023年8月28日 22:40
「・・・」今日も可能性を信じて海に来るが、彼女の姿はない。「どうしたんだろう・・・」また、会おうと言ったのに。「仕事行ってくるね!」「行ってらっしゃい・・・」いつものように母が声をかけ、家を出て行く。『学校には行くんだよ〜』「っ・・・」行きたくない、けど。「今日くらい行こう」ーお昼休みー「お、」クラスに入ると、びっくりした目で見られた。そりゃそ
2023年8月27日 23:08
今日も足は海へと向かう。「お、来たな少年」黒髪の少女、"海"と出会ってからはほぼ毎日のように夜、この海に来ている。ちなみに海という名前は、自分で言っていた。『うーん、まぁ仮に"海"とでも呼んでよ』と。「また君は名前教えてくれないのかい?」「教える気ないので、なんとなく」「あっそ〜」そう言って海は寝転ぶ。「頭道路飛び出してますけど・・・」「この時間は誰もいない
2023年8月26日 21:42
夏のある夜、月が綺麗だった日。俺はあなたと出会った───。「はぁ・・・」先生から模試の結果が返される。「×××、お前このままいくと留年だぞ?ちゃんと勉強しとけよ?」「わかってます」俺は高校に通うごく普通の生徒。少し変わったところと言えば───、「失礼しました」「あ、あいつって・・・」「あぁ噂になってる奴だろ?」不登校で、こういった時くらいしか学校に来ないこと